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2014年3月

2014年3月24日 (月)

原発事故後の疑問アラカルト(18)

  
                福島ミステリアスゾーン(2)

P11


■3月11日・報道ステーションが「県民調査」を扱う

 3月11日に報道ステーションでふくしま県民健康調査のことを扱ったようだ。私は、テレビは地上波変更の時に、抗議を含めて止めてしまったので生で見ていない。従来より、NHKの在り方に疑問を抱いていた。
 一方的に受信料をとりながら、高額設定の社員の給料、多額な保健料の補助(これは国会でも問題視されたと思う。余りに優遇されていて、その後是正されたのだろうか。公の場で指摘されて、初めて是正するというのも、公的立場のNKKとしては、恥ずかしいかぎりではないのか? 要するに、秘密にお手盛りで受信料から搾取していたのと同じレベルと取られても仕方なかろう。)その他、やれ出版事業の大展開だの、文化事業団活動だの民間事業の領域まで手を拡げ、民間市場を脅かしている。

 また、公的と言いながら、知己出演依頼の横行等も耳に挟んだこともある。それに、全国の市町村と結託して実施しているご当地PRなど(わが市も、そのPR費に予算を割いているみたいだが、何か浅ましいというか、観光地というのは都会に隷属しているのだなと感じること多々である。こういうご当地観光化キャンペーンにNHKは、どういう基準で対応しているのかなと時々思う。
 
 大震災後は、東北地方キャンペーンで、大河ドラマ、朝ドラも制作されてきた。ここにも、政治的意図は見える。やっていけないと言っている訳ではない。しかし、これも、世論誘導でないとは言えない。
 なぜなら、一方で放射線の数値は放送しない。福島第一原発の現状情報も伝えていない。食品の汚染度についても……。
 本当に知らせなければならないことは、こうしたことではないのか?

 公共放送が、受信料を取りながら、視聴者ではなく国の方を向いている。
 役人の天下り先の公益法人等とも相似形に見える。
 原子力ムラとも相似形。
 なぜなら、入金は確実で、リスクを取らなくて済む。(あとは、それを原資にしたい放題。こんな良い商売は、一度就いたら止められないだろう。)
 NHHKは、民間企業を圧迫している存在。
 本質は旧態依然としている癖に、やたら若者に媚びる番組を作ったり、もはや、阿保らしくて縁を切った。
 
 ともかく、公正放送が、聞いて呆れる近頃のNHK。
 「そんなにお金が余っているのならば、視聴料を下げなさいよ。」と言った所で、中抜き大好きな自民党と同じで、一度握ったお金は、何だかんだと言って返さない。既得権を離したがらないのは、人の業みたいなもの……。
 安部政権以降の経営委員会の在り方をみるにつけ、どんどん変質していく国営放送の存在の意味を考えれば、こんなところと縁を切って、本当に清々した。

 前置きが長くなった。で、報道ステーション。
 ウエブ上で見ようかと思っていたが、見逃していた。
 どんどんビデオは削除されているよう……何やら政治的意図があるのか……福島県立医科大が躍起になっているのか……。
 文字を書き起こしてくれた(みんな楽しくHappyがいい)文章を読むと、リアリティが伝わってきた。
 予想はしていたが、甲状腺ガンの摘出手術を受けた被害家族は、精神的に家庭崩壊が、少しづつ始まっていることを知った。

■甲状腺ガン手術した女の子の母親の報告

「夫と子どもは私に「放射能の話はするな」
「お母さん放射能は調べないでくれ」
 泣いて訴えているんです。
 だからうちではもう、放射能の話はタブーなんです。
 毎日が喧嘩になります。
 夫は「知らないのが一番幸せなんだ」って、「知らないで生活するのが一番いいんだ」


 事故当時家の近くは年間の線量でおよそ40ミリシーベルト。
 家の雨どい付近では85ミリシーベルトという高い値だった。
 子どもは部活に熱心で、原発事故で学校が休みになっている間もひとり 雪の中練習していた。その日は雪が降ったんです。
 で、その日は近所の奥さんが「うちの井戸水を使っていいよ」っていうことで、みんなして(水を)汲みに行きましたから。
 そして「ああ、雪が降ってきたね」っていうかたちで、とにかく、水はあらゆるところを探して歩きました。


 その震災から7カ月後、県の甲状腺検査が始まった。
 田中さんの子どもは1次検査でB判定。
 つまり、5mmを超えるしこりが見つかった。しかし、手元に届いた通知はこのわずか1枚。何の説明もなかった。
 2次検査まで半年以上待たされた。
 田中さんは半年も待てず他の病院を探したが、そこで思いもよらない事を言われたという。

田中:いざそこに行きましたら、「(病院の)事務所の手違いです、ここでは検査する事はできません。(県が)決めている事なので、個人の病院では検査することはできません」と言われました。
 (病院の)事務所では、「どうぞ検査に来られてください」と予約までとりましたので、いざ先生とお会いしたら、先生は「うちは出来ません。ここでは出来ません。(県が)決めている事なので」


 噂は現実だった。
 二次検査が必要な子供が半年も平気で待たされる
 すごい治外法権の世界。
 結局、この事例は、郡山市で起こったことと同じではないか。
 B判定が出た…すなわち、すぐ精密検査が必要だった。
 しかし、郡山市では三ヶ月20日放置されてきた。
 この後、三ヶ月後12月31日締めで甲状腺ガンになった子供は21人に上った。その前、7月31日締めでは6人だったから、3,5倍にもなっている。
 こんな検査体制になっている事は、福島県立医科大の責任ではないのか?  
 

 どうして、それを、誰も声を挙げないのだろう。
 原発事故直後、一分間に10万cpmの被曝をした人もいたことは、事実であったろう。国会でも、そうした質疑があったではないか。
 そういう災難に子供を晒して、二次検査も正常に行なわれていない。
 一方で、その加害者側東電の清水社長は、原発推進の財団に理事として就任している。(元東京電力と書いてあるのだから、原発事故以後就任したのだろう。被曝した子供の未来を目茶目茶にしておいて、加害者は、平然と第二の人生を原発推進の財団で歩き初めている現実!)

郡山3ヶ月20日実際は二次検査まで半年待たされる

 この田中さんの事例(仮名でしょうが)では、半年待たされたという。
 郡山でも、実際は、そうだったかもしれない。
 しかし、これ事態、正常なことだろうか? 
  精密検査が必要な子供が半年も受けられない…これは、医療的に本当に正常なことだろうか。福島の治外法権でしかないのではなかろうか。

 なぜ、半年も待たせるのか? 二次検査の人数が爆発的に多くて、人手が間に合わなかった?
 だったら、なぜ、他の病院に助力してもらわないのだ? スキル的に無理ならば、近隣他県外からでも助力を受ければいいではないか。
 医大以外の医療施設で、二次検査(血液検査・尿検査を含め)データー漏れを恐れている。(報道ステーションも、そこまでは踏み込んでいない。そして、このことを指摘するマスコミも少ない。)
 結果、福島の子供の健康を犠牲にしている。いや、命を犠牲にしているかもしれないのだ。
 それ程、放射線由来の甲状腺ガンは例外だ。
 取れば済む等というのは、福島県立医科大、および長崎大学すなわち山下俊一氏率いる日本甲状腺学会を旗印にする傘下五学会の陰謀だ。

 データーを福島県立医科大から絶対出さないとする秘密情報処置として囲もうとしていることしか推測できない。
 穿った見方をすれば、彼等は一次検査時点で、ガン化する可能性も、予想していたのかもしれない。(なぜなら、みんなチェルノブイリの山下俊一氏の論文は読んでいるはずだからだ。それでも、被験者は疫学調査の精度が落ちるから外部へ出さないことは、最初から決めていた。 しかし、半年位では、何とか結節位で抑えられると踏んでいたのかもしれない。しかし、現実は、もっと凄まじかったという結論なのだろうか……。だとすれば、どれだけの放射線被害があったかも知れないのだ。県立医大の最近の動きは、若干変化してきている。それは、いい方向にというよりは、悪い方向にかもしれない。検討委員会に、国立ガン研究センター・がん予防検診研究センターセンター長の津金昌一郎氏が入っていることも、ひとつの付箋かもしれない。)
 
 微小ガンなら取れば大丈夫だと…そして、その経緯を観察していると…。 すなわち、結節から、ガン化するのにどれ位かかるのかと。
 このことも、実験の経過措置とも考えようと思えば考えられる。
 こうして、子供達も、確実に被験体とされている。
 データーを絶対出さない秘密情報にしようと囲んでいることは明確だ。
 問題は、それが社会的に許されるかというテーマに移るだろう。
 
 多くの父母は、福島県立医科大鈴木眞一氏が言った「甲状腺癌は予後がいい。」という言葉を潜在的に信じさせられている。
 というのも、2012年7月19日 環境省第二回「原子力被曝者の健康についてのコミュニケーションにかかる有識者懇談会」という懇談会が開催された。ここに鈴木眞一氏も招かれ「福島県民健康管理調査における甲状腺超音波検査について」というテーマで講演を行っていた。(これを主催したのが、当時環境大臣だった細野豪志氏だった。) 
 ここで、鈴木氏は自ら編集に関わったとされるガイドブックをスクリーンに映し出し説明をしていたが、致命的なミスをしていた。いや、確信的隠蔽をしているだけかもしれない。
 少なくとも、そこにいた委員に正確でないデーターを語っていた。
 鈴木氏は、ここで「小児甲状腺ガンは、成人と比較して長期の生命予後は良好である。」と言っていたが、甲状腺腫瘍ガイドライン2010版には「予後が良いというのはX線やチェルノブイリ原発事故後のガン以外のものが対象となる。」と記載されている。
 
 放射線由来のものは、予後が良いとは言えないのである。(それは医療用のX線までも含まれるとのこと。だから、子供にはX照射も慎重にすべしということではないのか。これは、日本内分泌外科学会と日本甲状腺外科学会共著となっている。(鈴木氏も、このガイドライン編集に携わっている編集委員の一人なのだから、知らない訳もなかろう。それとも、その後は、ガイドラインが変更にでもなったと言うのか……。)
 もし、その事実を知らないで二次検査を半年も待たせたならば、医師としどうかと思う。また、知っていて半年待たせたとしたら、犯罪的になってしまわないだろうか。
 この摘出手術の事例でも、現実に、リンパまで切っているではないか。ということは、既に転移があったという証明でもある。(もしかしたら、福島県立医科大は、この転移があった事例が、拡散していくことを恐れて、わざわざ報道ステーションに反論したのかもしれない。同番組が、真実の核心に迫っていたという意味か……。)

 先の田中さんの事例に戻る。
田中さんの子どもは甲状腺癌にかかり、すでに切除手術を受けた。
その手術の前に言われた事を今もはっきりと覚えている。
医師が「甲状腺がんの進行は遅く、危険な癌ではない」と説明したうえでこう話したそうだ。
田中「いま大きくなる様なことはまず心配はありませんから、焦らなくていいですよ」
 「いまここで切らなければ、(症状が出る)30歳、40歳になってから、『見つかった時にきればよかったな』っていうふうに思わないですか」とまで尋ねられました。
「だったらそんなに急がなくてもいいんじゃないですか」と思いましたので、「じゃあ、2~3年待って下さい」
「子どもがもう少し冷静に判断能力が付くようになってから手術してもかまわないんじゃないですか?」ともお尋ねしました。
そしたら「前例がありませんから。発見されてから放置しておくという前例がないので、見つかったんだから、やはり直ちに切るというのが本当でしょう。」と

■山下氏語録・2009年の発言(チェルノブイリの調査)

 報道ステーションにおいて、執刀医師は誰だったか分からないが、その発言内容から、その医師も、甲状腺ガンガイドラインのことは知っているのだ。
 チェルノブイリでの山下氏の報告も、ちゃんと認識していたに違いない。 

○放射線誘発性の甲状腺がんはすべて乳頭がんでした。
 これは非常に大きな事実であり、乳頭がんの発生メカニズムを解明できる大きな母集団がここにいるということになります。
 (2009年3月)
 
○ 大人と異なり、小児甲状腺がんの約4割は、この小さい段階(超音波で甲状腺結節を見つけて、1センチ以下、数ミリの結節の事)でみつけても
 すでに局所のリンパ節に転移があります。
 (2009年3月)

○主として20歳未満の人たちで、過剰な放射線を被ばくすると、10~100mSvの間で発がんがおこりうるというリスクを否定できません。(2009年3月)

 以上、山下俊一氏の発言は日本臨床内科医会会誌第23巻第5号 2009年3月に記載されていたとのこと。(これはツィッターで原発事故当初、国会図書館までいって調べた方の報告。参照させて頂いた。)

■20mm以下のう胞が 三ヶ月でしこりに変わった恐怖の事例

 県立医大の検査については不信感を持っている住民もいる。
県の検査で20mm以下ののう胞が見つかった中学生の女の子の母親が取材に応じてくれた。
「どこにとれくらいの大きさのものがあるとか、たとえばこれから、これ(のう胞)がこういうふうになる可能性がありますとか、
そういう説明は一切なく、「説明してほしい」と言ってもなく、ただこの文章、2行の文章だけ。「検査はしません」ということで…。
 しかし不安を抱いた母親は県立医大とは距離を置き、県の検査には批判的な診療所を訪ねた。
「先月3ヶ月ぶりに検査をしたんですけど、しこりが突然っていうか、出来てて、「あ、そういうこともあるんだ」というのを知って、この先どういうふうに変わっていくのかという不安な気持ちと、何も終わっていないっていうか、この先も続くという思いで生活をしています。」
原発事故後体調を崩した娘は、学校の先生に「放射能への不安」を相談したが、「心配し過ぎだ」と相手にされなかったという。
不信感が募り、今は学校に行けなくなっている。



■教材は原子力文化振興財団が作成している


 学校には、生徒用に文部科学省から放射線についての教本が配布されている。その教材で指導しているはず……。その教本を手にした訳ではないので、何ともいえないが。教師も公務員だから国家命令には背けない。
 先生も知識はありながら、「心配しすぎだ。」と相手にしないのかもしれない。教師が、生徒や父兄をマインドコントロールしている最前線である事例は、福島ではあり得る。なにせ、放射能の話はしてはいけない申し合わせがあるようなのだ。それはいわき市の教師だった人が証言していた。
 ゆえに、生徒をマインドコントロールしている可能性はないとは言えない。 

 こうした教本や教材を作成している所が、日本原子力文化振興財団文部科学省の委託を受けている運営している原子カムラの一環である。
 前回紹介した首相官邸原子力災害専門家グループ共同主査 長瀧重信氏が理事をしている財団なのである。 
 首相官邸原子力対策専門家長老が、元日本核医学会会長やら日本アイソトープ協会理事長やらを歴任しているのだ。
 原子カムラのリーダーのような人物が、首相官邸原子力災害専門家チームのトップなのである。いわば、日本の原子力政策のトップリーダーである。

 2011年の原発事故直後の役員名簿がこれである。(長瀧氏は、2011年には、まだ本部長だった。)

原子財団法人日本原子力文化振興財団役員名簿について
(平成23年7月1日現在)


理 事 長 (非常勤) 秋 元 勇 巳
副理事長 〃 伊 藤 隆 彦 中部電力株式会社顧問
〃 〃 久 米 雄 二 電気事業連合会専務理事
〃 〃 住 田 健 二 大阪大学名誉教授[元・原子力安全委員会委員長代理]
〃 〃 服 部 拓 也 社団法人日本原子力産業協会理事長
専務理事 (常勤) 横 手 光 洋
常務理事 (非常勤) 久 保 稔 独立行政法人日本原子力研究開発機構上席嘱託
〃 〃 鈴 木 道 夫 財団法人電力中央研究所特別顧問
〃 〃 田 畑 米 穂 東京大学名誉教授
〃 〃 早 野 敏 美 一般社団法人日本電機工業会専務理事
〃 松 原 純 子 元原子力安全委員会委員長代理
〃 〃 吉 崎 清 社団法人本州鮭鱒増殖振興会専務理事[元・水産庁研究部漁場保全課課長]
理 事 〃 碧 海 酉 癸 消費生活アドバイザー
〃 〃 加 藤 進 住友商事株式会社取締役社長
〃 〃 河 瀬 一 治 全国原子力発電所所在市町村協議会会長
〃 〃 北 村 雅 良 電源開発株式会社取締役社長
〃 〃 北 村 行 孝 東京農業大学教授
〃 〃 佐々木 康人 社団法人日本アイソトープ協会常務理事
〃 〃 佐 藤 守 弘 社団法人茨城原子力協議会会長
〃 〃 清 水 正 孝 東京電力株式会社前社長
〃 〃 庄 山 悦 彦 株式会社日立製作所相談役
〃 〃 白 川 正 広 富士電機株式会社エネルギー事業本部原子力・放射線
事業本部長
〃 〃 玉 川 寿 夫 社団法人日本民間放送連盟常勤顧問
〃 〃 佃 和 夫 三菱重工業株式会社取締役会長
〃 〃 豊 田 有 恒 作家・島根県立大学名誉教授
〃 〃 長 瀧 重 信 長崎大学名誉教授
〃 〃 中 野 和 江 NPO法人あすかエネルギーフォーラム理事長
〃 〃 中 原 弘 道 東京都立大学名誉教授
〃 〃 並 木 育 朗 公益財団法人原子力環境整備促進・資金管理センター
理事長
〃 〃 西 田 厚 聰 株式会社東芝取締役会長
〃 〃 藤 洋 作 株式会社原子力安全システム研究所取締役社長・所長
〃 〃 古 屋 廣 高 九州大学名誉教授
〃 〃 村 上 達 也 東海村長
〃 〃 森 本 浩 志 日本原子力発電株式会社前社長
〃 〃 八 木 誠 関西電力株式会社取締役社長
以上35名
監 事 (非常勤) 岸 田 純 之 助 財団法人日本総合研究所名誉会長
〃 〃 桝 本 晃 章 社団法人日本動力協会会長
以上2名

 現在首相官邸原子力災害専門家チーム佐々木康人氏も理事だった。
 元原子力安全委員会委員長代理松 原 純 子氏も理事だった。
 東京電力株式会社前社長の清水 正孝氏の名前まであった。
 原発事故後、提訴もされず、原発推進のこんな財団に理事としてちゃっかり就任していた。表面上反省も口にしながらせず、職業的に謹慎もせず、原子力促進をするこんな財団に在籍していた……倫理意識そのものが欠如していても生きていられるこの国は、法治国家でもない。
 実に発展途上国以下の、恥上塗りの破滅国家だ。


■3ヶ月でのう胞がしこりに…放射線由来のものは油断できない

 話は、のう胞ができた女の子の話に戻るが、20センチ以下ののう胞がしこりに変化しているというのは、聞いてはいたが、衝撃的な話だ。
 なぜならば、一時検査で大丈夫…二年後の検査でいい等と認識していたら、実に甘いということになる。
 この女の子の事例でも、しこりになってきたというのは、ガン化する可能性もあるとのことなのだ。
 そして、怖いのは、放射線由来のものは、リンパだけでなく肺に転移したりするケースもあり油断ならないそうなのだ

 心配なのは、一万ベクレル/㎡の放射線プルームの通過したいわき市。私は、甲状腺患者で、ここに工場のある製薬会社の薬を飲まなければならないために情報収集したが、何と、3月18日 690000㏃/㎏の放射線ヨウ素が、いわき市平字梅本という合同庁舎の近くの雑草から検出されていた。
 セシウムも、最高30300㏃/㎏あった
 
 しかし、同市は、これをホームページに掲載しなかった。
 いわき市の発表したモニタリング情報は、空間線量でも低くなった値から掲載した。従って、いわき市民は、本当の数値を知らされていなかった。
 いわき民報という地元新聞まで、風評被害だと全国に記事を発信した。(このことは、甲状腺患者から見えた原発事故で何度も書いたが、地元新聞すら、いわき市の情報のみニュースソースにしていた。知らないまま、全国に記事を発信していた。)

いわき市
 二次対象者は381名、甲状腺ガン8名、A判定とされる結節5㎜以下163名 のう胞20㎜以下の子供 18212名
郡山市
 二次検査対象者457名、甲状腺ガン21名、A判定とされる結節5㎜以下314名 のう胞20㎜以下の子供 24958名

■ガンの種類は全員乳頭癌 未分化ガンが一人

 ガンの種類は全員乳頭ガン。しかし、一人、未分化ガンというガンがあった。
 医学書によれば、未分化癌はすべての甲状腺癌の中では、もっともまれで(2~3%)、死亡率の高い癌だということだ。
 より分化度の高い甲状腺癌の中から、あるいは甲状腺腫の中からさえ発生することがある。
 乳頭癌と同じように、未分化癌は放射線被爆後何年も経ってから(~20年)発生することがある。大多数のケースで、診断時に頚部転移(頚部のリンパ節に広がること)が存在する。(90%以上)。
 頚部のリンパ節転移の存在により再発率が高くなり、また死亡率も高くなることが予測される。

 未分化ガンは隣接組織に浸潤し、頚部リンパ節と肺や骨などの離れた器官へ広範に転移する。癌があることがわかった時点で、気管への浸潤が25%に存在する。
 この癌は悪性度が非常に強く、生命に関わる頚部組織に入り込んでいるため、診断時にほとんどが手術できない状態になっているそうだ。

 未分化癌の特徴
○発生のピークは65歳以上。
若い人には非常に希である
○2対1の比率で女性より男性に多い。
○通常、急速に成長する頚部のしこりとして現れる。
○放射線被爆後、何年も経ってから起こることがある。
90%以上のケースで、頚部リンパ節への転移が存在する。
○遠隔転移(肺や骨への転移)が存在することが非常に多い。
全体的な治癒率はきわめて低い。

 未分化ガンは、若い人にまれなのだ
 子供については、乳頭ガン事態最初は100万人に二人とか言われてきた。子供の甲状腺ガンなんか、放射線でも浴びなければ滅多にないのだ。
 そう発言している小児科医もいた。つまり、これらは、放射線由来であり、きめ細やかな定期的検診が必要にもかかわらず、福島県立医科大は平然と半年も放置する。放置したあげく、居直っている。
 6ヶ月も二次検査がなされないこと……なぜ、こんな杜撰な医療を、法律家も、政治家も何も是正しないのか。黙殺しているのか。
 
 一人の子供の医療ミスでも、法律は適応される。
 しかし、それが大勢だと、誰もこれを医療放棄として処分しないのか。
 被曝させておいて、被害を与えておいて、かく怠慢検査を許しておくのか。
 福島特措法は、そんなにすべてに優先されるのか?
 
 県民調査だけで、税金が960億使われていると聞く。
 にもかかわらず、かつて納税者てあり、今でも納税者である被曝した人々たちは、自分たちが納めた税金によって自らの首を絞められているという奇怪な構図に苦しめられている。
 福島県が「県民健康管理調査」をしていなければ、国が主体となって、被曝した人々に責任を持った検査を行っていたであろう。
 毎日新聞日野行介氏の「福島県民健康調査の闇」によれば、放医研に内閣府から被曝調査の指示が出ていたそうだ。一千万円の予算も使った
 しかし、それはお蔵入りになった。税金一千万円も無駄なった。(その経緯の詳細報告も、放医研も国民にしないまま済ませている。納税者は、まるで放医研、福島県、福島県立医科大のために、税金を搾り取られている構図だ。それだけならまだしも、皮肉なことに、その税金によって福島県の子供達は、首まで絞められているのが現実だ。)

 ひっくり返したのは、福島県と放影研と山下俊一氏…それから某政党。
 内閣府が、指示したインターネットシステムの被爆調査を、旧態依然としたアナログの県民調査に強引に一本化させたという。
 国が普通に仕切っていれば、福島県民はここまで苦しまなかったかもしれない。なぜなら、人手は全国から集めることは可能だし、被曝をしてしまった以上、尿検査と血液検査位はしてくれたであろうから……。
 もし、それが予算的に難しいとしても、まさか、被曝し二次検査が必要な子供たちを、検査もせずに半年も放置するなどということはなかったろう。

 そんなことをしたら、人権侵害だとして問題視され非難の声に晒されるだろう。政権は自分たちの支持率に関わるから、全国にマンパワーを拡げ、最低限のことはしてくれたはずだ。
 それとも?…国も福島県民を、同様に虐待する計画だったというのか?
 外国からも非難され、嘘つき呼ばわりされても、福島県民を決定的に棄民し、虐待する事は、事故直後から決定していたというのか。
 国は、今、福島県に事後処理をさせているだけだというのか。

 今回、たった3ヶ月位でのう胞が結節に変化する事例があった
 他の子供達にも、その可能性も当てはまらないとは限らない。
 郡山市24958名 いわき市18212名という膨大なA判定の子供達にも、懸念がないとも言えまい。

 いわき市などは、検査が、去年の夏の終わり位に始まっている。
 すなわち、二年近く検査そのものがなされなかった。
 あんなに高い放射線プルームが低く舐めるように通過したにもかかわらず、前市長は安全宣言をし、雑草からまだ放射線ヨウ素37500㏃検出されていたのに、新学期を初めている。
 たとえ、緊急時のこととは言え、これは犯罪的行為ではなかったか。

 メディアは、こうしたことを伝えることが使命だった。
 しかし、今迄メディアは、沈黙してきた。
 現在、小児甲状腺ガンは74例…74件の悲劇は、始まってしまった。
 しかし、まだ、膨大な量の悲劇が、現実化し得ることが予測される。

■第3者委員会は「原発事故の影響は考えにくい」

 にもかかわらず、県民健康管理調査検討委員会:星北斗座長は「これまでの知見から言うと「考えにくい」という表現を使っております。
「分からないというのが正しい表現というのもありますけど、でも今現時点で我々が知っているこれまでの知見の積み重ねから言えば想定内だろうというふうに言えます。」
だそうである。

 子供達は、被曝させられて悲劇。
 検査を受けても、また悲劇である。

 原発事故直後、ヨウ素剤のブロック宣言をしたのが、山下俊一氏。そのアドバイザー役を果たしたのが、元日本医療放射線学会理事長、及び元日本核医学会会長の遠藤啓吾氏である。同氏は、原発事故時には、日本医療放射線学会の理事であった。)
 二人は、日本学術会議放射線臨床検査分科会で遠藤氏が委員長。(この遠藤氏も、首相官邸原子力災害専門家グループの委員を今でもやっているし、先の原子力文化推進財団のシンポジウムにも招聘されている。)
 山下氏が副委員長で、今でも、せっせと子供の悲劇の芽を育てている。

 報道ステーションで、一番印象的だったのは、生の声のリアリティだ。、
 書き起こしの内容は、おおむね、ウェブ上で飛び交っていた情報を伝えただけのようでもあった。
 しかし、生の体験者の訴えのリアルは、心に響き渡った。
 こうして、マスメデアが放送すると、福島県立医科大も焦るのだなと思った。(しかし、三年も経ってしまっている。もっと早くやってほしかった。)
 
 以下福島県立医科大のリアクションだ。

   ……………………………………………………………                 

 平成26年3月11日
報道ステーション」の報道内容についての 福島県立医科大学 放射線医学県民健康管理センターの見解

2014年3月12日

福島県立医科大学
ふくしま国際医療科学センター
放射線医学県民健康管理センター長
阿部正文

 平成26年3月11日、テレビ朝日系列(福島県はKFB福島放送)のテレビニュース番組「報道ステーション」におきまして、甲状腺がんに関する特集が放送されました。その内容に関して、当大学・当センターの見解をお伝えします。

甲状腺検査の実施について

・甲状腺検査について実施や判定の権限を当大学に集中させているとの指摘がございました。

 県民健康管理調査は甲状腺検査を含め、福島県からの委託により、県立医大が実施しております。
実施主体は県立医大ではあるものの、その運営や評価については、これまでも福島県、あるいは「健康管理調査」検討委員会に報告し、チェックを受けており、実施の権限が県立医大に集中しているわけではございません。
 甲状腺検査で行っている超音波検査は、検査者の知識、経験、技能により正確性が大きく左右される検査です。

そのため、県民どなたにも正確な検査を受けて頂くためには、知識・経験、技能を一定以上持つ検査者が同じ手法、精度で行い、統一した基準で継続して判定することが必要です。
そのため、甲状腺関連学会の専門医や専門技師等の基準を設けて、適合する検査者が検査を行っております。
 そして、さらに検査体制を強化するため、今年度より福島県医師会主催の甲状腺検査講習会を開催し、県内医療関係者の皆様が検査を実施できるよう準備が進んでおります。
来年度は、県指定の県内医療機関でも検査ができる体制が順次整っていく見通しです。
 また、判定については実施医療機関によるばらつきをなくし、精度を維持管理するため、放射線医学県民健康管理センターにおいて複数の甲状腺専門医による「判定委員会」を開き、検査データを確認しながら判定を行っております。

甲状腺がんと診断された方の相談窓口について

・甲状腺がんと診断された方のご不安やご心配に対して相談窓口がないとの指摘がございました。

 二次検査では、診察室において医師による説明を行います。
 その場での丁寧な説明を一層心がけてまいります。
 また、甲状腺がんと診断された方に限らず二次検査を受診される方を対象に、県立医大甲状腺センター内に昨年11月、こころのケアを専門とする精神保健福祉士や看護師などを中心とした専門のチームを立ち上げ、ご不安やご心配ごと等のご相談に対応する体制を整えております。

甲状腺検査結果の通知について

・検査結果についての説明不足について指摘されました。

 2011年10月に甲状腺検査を開始以来、検査結果通知における丁寧な説明の必要性を多くの保護者の方からご指摘をいただきました。
 放射線医学県民健康管理センターでは、結果通知書の書式を2回にわたり変更し、現在の書式では、判定結果だけでなく、のう胞、結節の有無、大まかなサイズ、数(ひとつか複数か)をお伝えするものにしております。
 また、併せて検査概要や、判定基準、判定の意味する内容等を説明したリーフレットを作成し、検査結果通知に同封してお送りするようにしております。

 併せて、昨年6月からは県内の幼稚園、保育園、小中高等学校からのご要望にお応えし、保護者の皆様に甲状腺検査説明会を実施しております。
 その中で甲状腺検査の概要説明のみならず甲状腺がんや放射線の影響等についてもご説明し、ご質問にもお答えしております。この取り組みは来年度も継続する計画です。
 今後も皆様のご意見をいただきながら、より分かりやすいご説明ができるよう改善を図ってまいります。

甲状腺がんの発症と原発事故との因果関係について

・現時点における、甲状腺がんの症例は福島第一原発事故の影響によるものとは考えにくいとの見解に疑義が示されました。

 番組内ではチェルノブイリとの比較において、被ばく線量についてほとんど触れられておりませんでしたが、現在、様々な研究機関で行われている被ばく線量推計によると、チェルノブイリに比較して福島における県民の皆様の被ばく線量が低いことが分かってきています。

 チェルノブイリの知見に留まらず、現在見つかっている甲状腺がんの方の平均年齢が16.9歳(2013年12月末日現在)であり、従来より知られている小児甲状腺がんの年齢分布に非常に似通っていること。
 チェルノブイリでは放射線の感受性が高い0~5歳(被ばく時年齢)の層に多くの甲状腺がんの方が見つかったのに対し、福島では現在のところ、その年齢層には甲状腺がんの方は見つかっていないこと。
 甲状腺がんの発見率に地域差がみられないこと。
 このようなことを考え合わせ、現在見つかっている、甲状腺がんと診断された方については福島第一原発事故の影響によるものとは考えにくいとの見解を持っております。
 この見解については、県民健康管理調査検討委員会や、2月に開催された「放射線と甲状腺がんに関する国際ワークショップ」でも検討され、一致した見解となっております。
 ただし、放射線の影響の有無を解析するには時間を要します。
 今後も長きにわたり繰り返し検査を継続し、更に慎重に見ていく必要があると認識しております。(後略)


 
 これに対する私の反論は、前置きが長くなりすぎたので、また次回。

つづく

***************

<後書き>
 
 頭痛、眩暈、耳鳴りの間を垣間見て書いています。
 そんなこんなで、大分、ご無沙汰してしまいました。
 文系の私が、人文科学や医学・物理学的事象に触れてくる問題を確認しながら書くということ事態、手間隙がかかり遅延気味になってしまいます…とか言い訳しながら…とりあえず、ブログアップします。

 福島県立医科大の動きが、慌しく表面化しています。
 対応が変わってきたという見方は、誰かが手を入れ始めたということ……原子カムラの手が疫学調査の屋台骨を組み立てなおしているのかも知れません。
 彼等のブレインが、もっと重層的になっている気配さえします。
 長瀧氏に早く触れたいのですが、こちらを優先させました。

       

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2014年3月12日 (水)

原発事故後の疑問アラカルト(17)

         
           福島ミステリアスゾーン物語(1)

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         県民の帰還が強行された!

旧警戒区域 田村市都路地区で避難指示初の解除

  2014年2月24日 東京新聞によれば、「東京電力福島第一原発事故による旧警戒区域で、現在は避難指示解除準備区域となっている福島県田村市都路(みやこじ)地区の避難指示が4月1日に解除されることが23日、決まった。原発から二十キロ圏の旧警戒区域で初の避難指示解除となる。近く、政府の原子力災害対策本部で正式決定する。
 政府と市、住民が23日田村市内で協議。住民からは『早く自宅に戻りたい』と避難指示解除を求める意見が出た一方、放射線量や健康への不安から反対の声も上がったが、原子力災害現地対策本部長を務める経済産業省の赤羽一嘉副大臣が「四月一日解除」を表明し、協議は終了した。
 協議の中で、政府は「除染で放射線量が下がった」とした上で「除染を繰り返しても効果は限定的なので、再度一律に面的に実施することはしない」と、事実上の打ち切りを表明。放射線量のモニタリングや、線量が高い場所の土壌の除去などは続けると説明した。
 避難指示解除準備区域は、日中しか滞在できず、夜は避難先に戻らなければならないが、都路地区は昨年8月から特例として夜間も過ごすことが認められている。政府と市は昨年10月に11月1日解除を住民に提案したが放射線への不安などから反発が強く、いったん取り下げていた。」と報じた。

 その辺りのもう少し詳しい事情を読売新聞が書いている。
「環境省によると、都路町地区東部は空間放射線量が46%減少し、宅地の平均値は毎時0・34マイクロ・シーベルト。年間被曝線量にすると、政府が避難指示解除の条件とする20ミリ・シーベルトを下回っている。
14日に市内で開かれた国、市、住民の意見交換会では、「除染後も線量が高い場所では再除染してほしい」「山林の除染をどうするのか、政府に聞いているのに回答がない。このままでは帰れない」などの声が住民から相次いだ。原子力災害対策本部長を務める赤羽一嘉経済産業副大臣は、意見交換会後『100ミリ・シーベルト以下なら発がん率は増えないのが医学界の常識だが、安心の受け止め方は個人で違う』と述べ、住民の理解を得る難しさをにじませた。」


 この時点では、住民は山林の除染が難しいことを不安視している。政府も一定の理解を示したかのようなものの言い方をしている。
(ちなみに、この赤羽一嘉氏は、公明党衆議院議員であり、原発事故当初は野党であったが、国会外務委員会議事録を見ると、山下俊一氏信奉者に見えたが…。同氏は安部内閣では、経済産業副大臣であり、かつ内閣府副大臣も兼ねている。)


 福島第一原発は、昨年年末に突然、放射線値が上がった。再臨界ではないかという騒ぎもあった。
 今年に入り、東電は、しぶしぶ、高い汚染水の発表をしていったが、それは日を追うたびに絶望的数値に変わっていった。
 放射線の空間線量は下がったといっても、原発事故は現在でも継続中であり、かつ、デブリは地下に沈潜していて、その実態は誰も見ることができないまま放置されている。
 田村市都路地区というのは、福島第一原発に緊急事態があっても大丈夫な場所なのだろうか。地図で見る限り、そうは思えない。(正月休みには、対岸のアメリカで大騒ぎになっているのに、国内は誰もフォローしていないような有様だった。)

■3月10日祈念施設三県に作ると首相記者会見

 時事通信の記事では、「安倍晋三首相は10日夜、東日本大震災発生から11日で3年を迎えるのを前に首相官邸で記者会見し、復興に向けた政府の取り組みを説明するとともに、復興作業を一段と加速させる決意を表明した。首相はこの中で、岩手、宮城、福島の各県に国営の復興祈念施設を整備する方針を発表する。被災者の「心のケア」に関する対策の拡充も打ち出す見通しだ。
 首相をトップとする復興推進会議・原子力災害対策本部の合同会合を全閣僚出席で開催。首相は席上、常磐自動車道について『来年のゴールデンウイーク前までに全線を開通させる』との方針を示した。」

 首相は田村市の避難指示解除も4月1日に現実化させることも宣言した。これで、田村市は避難指示を正式に解除されたことになる。
 しかし、首相は、福島第一原発の現状について一言も触れなかった。
 自分がオリンピック招致でアンダーザ・コントロールと言っている以上、その背景をきちっと証明してもらわないと…。
 それすら片付いていないのに、岩手、宮城、福島の各県に国営の復興祈念施設を整備する方針だそうだ。
 まだ、本格的に、復興を果たした訳でもないのに呑気なものだ。
 これは首相の独自な考えなのか、それとも閣僚との協議なのか…全くうんざりする。
 そんな予算があるなら、一日も早い復興住宅の建設を優先させるべきだろうし、まさか、こんなことに私達の消費税増税分で賄うのではないだろうねと念を押したい。国民は、巨額な赤字財政の補填と社会保障の充実のために消費税増税を何とか了承した。
 祈念施設なんて、震災対象県の人々も望んでもいないだろう。そんなお金が余っているのならば、生活支援の方にでも回してほしいと思うはずだ。

■解除理由「積算放射線量が年20ミリシーベルト以下だから」

 また、毎日新聞3月10日<田村市避難指示解除を正式決定>というリードで、「政府の原子力災害対策本部は、東京電力福島第1原発事故を受けて福島県田村市都路地区に出していた避難指示を、4月1日付で解除することを正式決定した。原発から半径20キロ圏内の旧警戒区域での解除は初めて。解除されるのは、都路地区の117世帯358人(昨年末現在)。解除には(1)積算放射線量が年20ミリシーベルト以下(2)日常生活に必要なインフラがおおむね復旧(3)地元住民との十分な協議--などの要件を満たす必要がある。同地区での国直轄の除染は昨年6月に完了しており、政府はいずれの要件もクリアしたと判断した。」と書いている。

 さらに、経緯を詳述して「都路地区は原発事故後、原発20キロ圏内にかかる東部(117世帯、358人)が立ち入り禁止の「警戒区域」に指定された。2012年4月に「避難指示解除準備区域」(年間被ばく線量20ミリシーベルト以下)に再編。だが、自由な宿泊はできず、居住者がいることを前提とする飲食店などの事業再開もできなかった。解除でこれらの制約も全てなくなる。(中略)福島県では▽帰還困難(年50ミリシーベルト超)▽居住制限(年20ミリシーベルト超50ミリシーベルト以下)▽避難指示解除準備−の3区域内であった。
 また「避難指示は憲法が保障する居住の自由を拒む命令、田植えを再開し、家を補修したい人の人生の再建を遅らせる権利は政府にはない」とのこと。

 安全性は個々に判断せよとのことか。どうも、そうらしい。政府は「解除したから帰還しなさい、ではなく個々の判断」とも付け加えているとのこと。
 住民には、まだ戸惑いがあったようだ。
 しかし、政府は、解除後の東電による賠償方針や生活再建支援策が同年12月に決まったことを踏まえ、解除可能と判断した。
 避難指示は憲法が保障する居住の自由を拒む?……都合がいい時に、憲法を持ち出す。憲法を変えようとしていたはずではなかったのか?

 そこが本当に安全な場所かそうでないかなど、放射線のことなど分からない個人が、何の情報も与えられないまま決められる訳がないではないか。
 だったら、国など要らないではないか。
 汚染水処理も東電任せ、東電の破たん処理もさせないまま、国民から搾り取った税金は使いたい放題。
 そのくせ、心底、汚染水処理に対応している気配すら感じられない。
 放射線の情報だって、何も発信していない。(私が受信できる情報は、農業、漁業の風評被害の払拭とかの食べて応援とか、沖縄にいわきのフラガールが修学旅行を誘致したとか……そんな情報ばかりで、肝心の放射線はどうなの? は、さっぱり分からない。)こんな状態に国民を晒して事実を隠蔽して、国民から搾り取った税金は、政府と官僚そして学者等が、好き勝手に使っている。
 

 原発事故当初、首相官邸災害専門家グループが科学的国際的根拠として採用した年間20㎜㏜基準は(それもICRPの見解のいいとこ取り)三年も経っても、つつがなく変更されないままである。
 「チェルノブイリ法」は、年1ミリシーベルト超~5ミリシーベルト以下を「移住権利地域」と定めている。
 都路町の空間線量は、年間五ミリを超えているという。
 つまり、国内法による放射線障害防止法で定められている放射線管理区域を超えて入るレベルなのである。
 空間線量が減少したとしても、福島第一の現状は不安定だ。
 田村市都路町は写真などで見ても、自然の美しい町のようだ。しかし、こうした場所の山林や森等すべての除染は不可能である。

 
 また、福島第一原発の状況は、汚染水でズブズブになっていて、液状化現象が起きているというではないか。
 こうした懸念に対して、何一つコメントしない。本当に安全かどうかすら明言されないまま、帰還と復興ばかりが、当たり前のように語られる。
 また、マスコミの方から、そうした疑問が呈された気配もない。(もっとも、記者会見現場にいた訳ではないから分からないことだが…。)
 すべては、既成事実のように住民帰還と被災地復興は決まっていく。
 マスコミは追悼行事に紙面を割き、本質的な問題に触れない。
この本質的問題で加害者達は、いまだ誰も裁かれていない。

■長瀧重信・山下俊一氏長崎大学コンビ思惑的中記念日!

 住民帰還の数値 積算放射線量20㎜㏜は、帰還条件として、ここで堂々とその論拠として述べられている。
 長瀧重信長崎大名誉教授・山下俊一長崎大学副学長コンビを筆頭に、首相官邸原子力災害専門家グループの成果大ということだろうか。
 同専門家グループ八人衆は、原発事故から三年も経っても入れ替わったりしない…なぜだろう。この人たちは、日本のオーソリティだから?
 しかし、この八人衆の履歴、足跡を調べていくと、いろいろ裏事情が深まる。(時間をとって、この八人を分析する機会を取りたいが、長くなるので、とりあえず今回は取り上げない。以前、若干は触れたことがある。)

 山下俊一氏の名前が何かと言えば露出するが、その師である長瀧氏の履歴も、相当大変なものがある。
 同氏が放影研の理事長であったことは知られてはいることだが、同氏は首相官邸の専門家グループ主査として、この年間積算の20㎜㏜を科学的数値として牽引してきた。
 同氏は、放射線影響協会の理事長でもあるし、日本原子力文化振興財団理事でもある。かつて、日本アイソトープ協会常務理事であったことも「放射線と甲状腺」という講演録として残っていた。
 2006年10月19~20日行なわれた保物セミナー特別講座「チェルノブイリ20年その影響は今」のスライドにもアイソトープ協会 長瀧重信と掲載されている。(保物セミナーというのは、保健物理学会という学会が行なっているセミナーである。この保健物理学会は、原子カムラの先鋭的な出先機関のような所のようだし、日本原子力文化振興財団の理事長は、中部電力顧問という人物である。これらの詳細は、次回にしよう。)
 

 また、同氏は、1987年核医学会総会にても、御進講として講演をしている。この時の肩書きは日本核医学会 長瀧重信と「日本核医学誌」に刻まれている。
 ウイキーペディアによれば、同氏は東大で博士論文を書いている。専攻は「甲状腺学」という。(同氏は、アイソトープ協会理事であったことは、余り公にしたくないのか、公的履歴には上がっていない。無論、日本核医学会会長であったことなど、一般的に知られていないように思われる。私一人知らなかったのかもしれないが……。)
 

■放射線影響協会には「ICRP調査研究連絡会」がある

 
 放射線影響協会は、「原子力の利用を促進するため、特に低線量放射線の生物・環境影響に関する調査研究の実施および助成・奨励、放射線影響に関する知識の普及を行い、もって放射線利用分野における科学技術の振興と国民保健の増進に寄与すること」とを目的に、1960年5月 実業家、学者など89名の放射線影響協会設立発起人により設立された。
 住所は、放射線医学総合研究所の所在地千葉県千葉市穴川4-9-1
 
 1986年6月 国際放射線防護委員会等への出席支援、委員の活動援助等を目的に「ICRP調査研究連絡会」を設置
 1989年5月 登記上の住所を現在地へ移転。
 すなわち、放医研内29年もいたのだった。

 放医研といえば、文部科学省所管で税金100%で賄われている第三次医療のできる施設。日本で二つしかない医療機関だ。
 そこに、原子力の利用を促進するため、放射線影響に関する知識の普及を行うという目的の団体がいたというのは、是か否か。
 ここの調査費を使って、学者たちはICRP国際会議などに出席する。
 あの京都大学名誉教授丹羽太貫氏も、ここから渡航費、滞在費などもらって話題となった。(ついでに、言うと、丹羽氏は、ICRPの主委員会の委員であり、さらに福島県立医科大放射線医学県民健康管理センター国際連携部門教授も務めている。同氏の立会いの元、つい最近、ICRPと福島医科大が連携協定締結を結んだ。同氏は、京都大学名誉教授だが、京都大学放射線影響研究機関協議会の一員でもある。同協議会には、広島大学、長崎大学、放医研、放影研、そして、六ヶ所村に住所がある環境化学研究所も所属している。原発事故後、福島県立医科大も正式に所属した。すなわち、こんなに利害関係を持った人物が、いつの間にか、福島県立医科大教授の席に座っている。同氏は、原子力規制庁が主催した(2013年9月17日から始まった)「期間に向けた安全・安心対策に関する検討チーム」の検討委員の一員でもあった。この検討委員会で、実質的に県民の期間のゴーサインが出たと言ってよい。ちなみに、この会議に環境省の役人が同席していたが、この人が、今年2月に行われた山下俊一座長の国際ワークショップにも出席している桐生 康生氏である。丹羽氏も出席していた。みんな、関係者で福島県民を囲い込み、好き放題税金が回されていている。)

 問題は、日本のICRPの研究連絡会が、この放射線影響協会に所属しているということだ。
そして、この運営費が、以下の団体からの寄付によって賄われていることである。それは
①電気事業連合会➁日本原子力開発機構③日本電気工業会④日本アイソトープ協会➄電源開発株式会社⑥日本原燃株式会社➆日本画像医療システム工業会⑧放射線医学総合研究所である。(23年度資料)
 驚きであった。そして、税金100%で運営されているはずの日本の第三次医療機関までICRPに寄付行為をしていた。
 ここに記載されている団体こそ、まさに原発既得権団体ではないか。これでは、被曝した人々の方を向ける訳等ないではないか。(私は、この資料をもっと前から発見していた。しかし、ウェブ上でも、このことを書いているブログ等は発見できなかった。以前、学者と事業者の関係を、産業廃棄物次元と私は書いたことがあったが、この国のエコノミックアニマル度は、天井値を知らない。そうか……原子力とは、みんなの脳を溶かす悪魔の誘惑なのだろう。臨界を起こさなくても、安全神話を振りまかれていた時期から、この国は精神的に脳がやられていたという意味で、人類は致命的エネルギーを作ってしまった。大体、原子力学会の創立が、日本学術会議から発足したということ事態、アンビリバブルである。この国に科学者・研究者には、倫理意識というものはないのだろうか。こうした事例は、掘り返せば出てくる。紙面に書ききれないし、嫌悪感で一杯だ。)

 ICRPは国際的基準といって、科学的根拠として錦の御旗のようにICRPの発表に順ずるような言い方をしてきた。
 しかし、日本の委員たちがもこんな原発既得権を持った団体の寄付金で活動してきていたら、そっちの既得権を優先するに決まっている。(大体、こんな怖いものを扱っていて、原子力を規制する国の機関がなかったということ事態信じられないことだ。) 
 この協会の理事長が長瀧氏である。そして、同氏は首相官邸原子力対策専門家グループの現役の共同主査でもある。政府が主催する重要な会議に、いつもこの長瀧氏が座長として君臨している。
 ICRPの連絡機関のあるこの協会の理事長が、放射線の安全基準を決定する専門家グループの主査であった。

■山下俊一氏座長国際会議…主催は環境庁と福島県立医科大

 今年に入って山下俊一氏が委員長となった国際会議が、開かれた。何のためか…考えたが、今日ピンと来た。
 それは、環境省福島県立医大OECD/NEA「放射線と甲状腺がん」に関する国際ワークショップである。
品川プリンスホテル 2014年2月21日(金)~23(日)で、主催:環境省・福島県立医科大学 経済協力:開発機構原子力機関で行なわれた。
 環境省、福島県立医大とOECD/NEAは、「放射線と甲状腺がん」に関する国際ワークショップを開催し、最新の小児甲状腺がん診断・治療の知見を集約するというのが目的らしい。

 主催が環境省と福島県立医科大学 経済協力は開発機構原子力機関となっているが、どちらが費用を支払うのか。これを開いて、誰が利益を得るのか?  それこそ、誰のための国際会議なのか。
 とりあえず、人選をしたのは山下氏であると、自ら記者会見で言っている。(費用はどうしたか、環境省に確認した。すると、同省環境保健部福島県民健康調査参事官室Y氏に確認すると、三者で持ったと言った。支出は、手続きを取れば、情報公開をするとのこと。)

  「当ワークショップでは、(1)放射線と甲状腺がん、(2)福島県被災住民の被ばく線量推計、(3)甲状腺超音波検査と甲状腺がん、(4)甲状腺がんのリスク評価、(5)原発事故後の放射線誘発による小児甲状腺がんに関する知見、(6)ステークホルダーの関与についての講演と議論を行ないます。
   当ワークショップは、小児甲状腺がんの特性に関する科学的知見を深め、この分野の知識と経験を共有する機会となり、日本政府及び福島県による地域健康増進活動の支援に繋がるものと考えます。」と、その前宣伝にはこう掲載されていた。

組織委員会のメンバーは
委員長:山下 俊一 福島県立医科大学
Ken NOLLET
丹羽 太貫
鈴木 眞一
志村 浩己
松井 秀幸
環境省 桐生 康生
経済協力開発機構原子力機関
Ann McGarry
酒井 一夫
Michael SIEMANN
ワークショップ事務局
経済協力開発機構原子力機関(OECD/NEA)
Ted Lazo

となっている。


 私は、これは座長山下氏が、震災三回忌に間に合わすため、この避難指示解除第一号を発表するためであったのではないかと悟った。
 この附箋として、秘密法があったのだ。
それゆえ、積算放射線量20㎜㏜をガチガチに固着させ、福島県民を戻す。県民帰還が、そのものが目的だった。
 福島第一原発は汚染水で建屋自体まで浮いてそうだし、過去最大の放射線が飛散している。さすが、その数値は新聞報道された。だから、国民はその事実を知っている。
 にもかかわらず、政府は、この事実を無視をする。
 過去最高の汚染水そして、それに伴う放射線値が出ているのに、眩暈がするほどのストロンチウム、猛毒プルトニウムも検出されていると報道されているのに、無視するのだ。そして、あたかも、何もなかったかのような顔をして、「復興!、復興!」と言うのである。


 20㎜㏜/hなんて、「チェルノブイリ法」における「移住権利地域」であろう。
 我が国でも、放射線障害防止法の放射線管理区域ですら、積算放射線量5mm㏜/hに設定されている。こんな状況に女・子供を放置するのである。何のために?
 被曝被害を低く見えるように演出するためである。そのために、田村市を帰還第一号として送り出した。  
 田村市の後、次から次に帰還させられる市町村が出てくるだろう。

 
 政府の原子力災害対策本部は、田村市都路地区に出されていた避難指示を4月1日解除する方針を決めた。
 今回、首相が、そう会見したことで、田村市全体の避難指示解除は決定した。何が何でも住民を帰還させる……そこには、複合的理由がありそうだ。
 なぜ、かくも帰還を急ぐのか?
 もしかしたら、取り返しつかない健康被害が、福島県に出ているとか?
 こうした折、政府は、住民らの不安を軽減するため、放射線のリスクや福島県内の状況について解説した冊子を新たにまとめた。
 

■放射線リスクの解説冊子配布

 47ニュース3月3日によると、「政府は、東京電力福島第1原発事故で避難している住民らの不安を軽減するため、放射線のリスクや福島県内の状況について解説した冊子を新たにまとめた。福島県田村市の一部で、避難指示の解除が4月に予定される中、放射線による健康への影響を心配する住民らの声に応えた。3500部を避難指示区域内の市町村などに配布するほか、復興庁のホームページでも公開している。
  冊子は42ページ。放射線量の推移や、子どもを対象にした甲状腺検査の結果などのほか、放射線量と喫煙、飲食等との関係など…。」という。
 このニュースは、余り報道されていない。(たまたま、私が気が付かなかっただけかもしれないが…。)
 このようにして、政府は、どんどん、福島県民洗脳化を急いでいる。

福島ミステリアスゾーン最初の1ページ

 福島のミステリアスゾーンは、複合的に進む。
 この複雑な絡みは、複雑そうで単純だ。
 しかし、それを記述していくには、私個人では大変だ。
 なにせ、対峙する人数が多すぎるし、時間は有限で、私自身エネルギーも欠如している。

 ゆっくり、少しづつ掲載していこう。
 福島ミステリーゾーンは広大で、複雑で、なにせ獣霊に取り付かれている方々を相手にするのだから、どだい最初から無理である。
 自分の無力さを感じる次第だが、こう感じること自体、プリテンダー達の罠である。人々に無力感を植え付け、従わせる…これこそ、この国が戦前も戦後も行なってきたことである。
 国民を諦めさせ、国民を隷属させ、自分たちに都合よく導く。
 それこそが、この国の伝統だ。そうして、国民をマインドコントロールし一億総玉砕を達成した。
 今でも、それは水面下で続行していて、原発事故でそれが具現化した。
 過去最悪な汚染水、そして、場所によっては、人が数分で死んでしまうような空間線量も検出されている場所もあると報道されている。
 福島原発事故は、終息どころか悪化しているではないか。
 そんな中で住民帰還なんて……本当は、狂気の沙汰ではないのか。(それとも、そう感じる私が狂っているのか?) 
 しかし、誰もこの事は口にしない。福島地元紙も広告量で口封じをされた。

■3月12日は原発事故祈念日!

 
 今日は、震災記念日でなく、原発事故祈念日…昨日までに、このブログをアップしようと思ったら、自分のブログにログインできなくなった。それで、一日遅れになってしまった。
 けれど、今日こそが、福島原発事故三周忌。
 今や、福島県は、精神的にも肉体的にも囚われの管理区域…ミステリアスゾーンの中核地である。


 「福島県民健康調査」を策謀に長けた有能な学者先生が、上手に囲ったかに一件見える。しかし、もしかしたら、この調査自らが暴発する刃となる可能性もあるのだ。だから、長瀧氏などは、もう次の手を打っているようだ。


黙示録の世界は具現化している!
それが、福島に集約されて沈潜している。
しかし、それはマグマのように噴射してくるはずだ。
その気配が表面化しているからこそ、関係者は焦っているのかもしれない。

つづく

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2014年3月 1日 (土)

原発事故後の疑問アラカルト(16)

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     ヨハネの黙示録には何が書かれてあるのか?

 さばきは完了した。
 悪魔でありサタンである龍、年を経たへびを捕らえては鎖で繋がれる。
 最後の章 20章から22章までを読んでみよう。

第20章 

  またわたしが見ていると、ひとりの御使が、底知れぬ所のかぎと大きな鎖とを手にもって、天から降りてきた。
  彼は、悪魔でありサタンである龍、すなわち、かの年を経たへびを捕らえて千年の間つなぎおき、そして、底知れぬ所に投げ込み、入口を閉じてその上に封印し、千年の期間が終わるまで、諸国民を惑わすことがないようにしておいた。その後、しばらくの間だけ解放されることになっていた。
  また見ていると、かず多くの座があり、その上に人人がすわっていた。そして、彼らにさばきの権が与えられていた。
また、イエスのあかしをし神の言を伝えたために首を切られた人々の霊がそこにおり、また、獣をもその像おも拝まず、その刻印を額や手に受けることをしなかった人々がいた。
  彼らは生きかえって、キリストと共に千年の間、支配した。(それ以外の死人は、千年の期間が終わるまで生きかえらなかった。)
これが第一の復活である。この第一の復活にあずかる者は、さいわいな者であり、また聖なる者である。
   この人たちに対しては、第二の死はなんの力もない。彼らは神とキリストとの祭司となり、キリストと共に千年の間、支配する。
 千年の期間が終わると、サタンはその獄から解放される。そして、出て行き、地の四方にいる諸国民、すなわちゴク、マゴクを惑わし、彼らを戦いのために召集する。その数は、海の砂のように多い。
  彼らは地上の広いところに上ってきて、聖徒たちの陣営と愛されていた都とを包囲した。すると、天から火が下ってきて、彼らを焼き尽くした。
  そして、彼らを惑わした悪魔は、火と硫黄との池に投げ込まれた。そこには、獣もにせ預言者もいて、彼らは世々限りなく日夜、苦しめられるのである。
  また見ていると、大きな白い御座があり、そこにいますかたがあった。天も地も御顔の前から逃げ去って、あとかたもなくなった。
  また、死んでいた者が、大いなる者も小さき者も共に、御座の前に立っているのが見えた。かずかずの書物が開かれたが、もう一つの書物が開かれた。
これはいのちの書であった。死人はそのしわざに応じ、この書物に書かれていることにしたがって、さばかれた。
  海はその中にいる死人を出し、そして、おのおのそのしわざに応じて、さばきを受けた。
  それから、死も黄泉も火の池に投げ込まれた。この火の池が第二の死である。このいのちの書に名がしるされていない者はみな、火の池に投げ込まれた。

第21章
 

  わたしはまた、新しい天と新しい地とを見た。先の天と地とは消え去り、海もなくなってしまった。
  また、聖なる都、新しいエルサレムが、夫のために着飾った花嫁のように用意をととのえて、神のもとを出て、天から下ってくるのを見た。
  また、御座から大きな声が叫ぶのを聞いた、「見よ、神の幕屋が人と共にあり、神が人と共に住み、人は神の民となり、神自ら人と共にいまして、人の目から涙を全くぬぐいとって下さる。
   もはや、死もなく、悲しみも、叫びも、痛みもない。先のものが、すでに過ぎ去ったからである」。
  すると、御座にいますかたが言われた、「見よ、わたしはすべてのものを新たにする」。また言われた、「書きしるせ。これらの言葉は、信ずべきであり、まことである」。
  そして、わたしに仰せられた、「事はすでになった。わたしは、アルパでありオメガである。初めであり、終わりである。かわいている者には、いのちの水の泉から価なしに飲ませよう。
  勝利を得る者は、これらのものを受け継ぐであろう。わたしは彼の神となり、彼はわたしの子となる。 しかし、おくびょうな者、信じない者、忌むべき者、人殺し、姦淫を行う者、まじないをする者、偶像を拝む者、すべて偽りを言う者には、火と硫黄の燃えている池が、彼らの受くべき報いである。これが第二の死である」。
  最後の七つの災害が満ちている七つの鉢をもった七人の御使のひとりがきて、わたしに語って言った、「さあ、きなさい。小羊の妻なる花嫁を見せよう」。
  この御使は、わたしを御霊に感じたまま、大きな高い山に連れて行き、聖徒エルサレムが、神の栄光のうちに、神のみもとを出て天から下ってくるのを見せてくれた。
  その都の輝きは、高価な宝石のようであり、透明な壁玉のようであった。
  それには大きな、高い城壁があって、十二の門があり、それらの門には、十二の御使がおり、イスラエルの子らの十二の部族の名が、それに書いてあった。
  東に三つの門、北に三つの門、南に三つの門、西に三つの門があった。
  また都の城壁には十二の土台があり、それには小羊の十二使徒の十二の名が書いてあった。 わたしに語っていた者は、都とその門と城壁とを測るために、金の測りざおを持っていた。
  都は方形であって、その長さと幅は同じである。彼がその測りざおで都を測ると、一万二千丁であった。
  長さと幅と高さとは、いずれも同じである。また城壁を測ると、百四十四キュピトであった。これは人間の、すなわち、御使の尺度によるのである。
 城壁は壁玉で築かれ、都はすきとおったガラスのような純金で造られていた。
 都の城壁の土台は、さまざまな宝石で飾られていた。第一の土台は壁玉、第二はサファイヤ、第三はめのう、第四は緑玉、第五は縞めのう、第六は赤めのう、第七はかんらん石、第八は緑柱石、第九は黄玉石、第十はひすい、第十一は青玉、第十には紫水晶であった。
 十二の門は十二の真珠であり、門はそれぞれ真珠で造られ、都の大通りには、透き通ったガラスのような純金であった。
 わたしは、この都の中には聖所を見なかった。全能者にして主なる神と小羊とが、その聖所なのである。
 都は、日や月がそれを照す必要がない。神の栄光が都を明るくし、小羊が都の明かりだからである。
 諸国民は都の光の中を歩き、地の王たちは、自分たちの栄光をそこに携えて来る。都の門は、終日、閉ざされることはない。そこには夜がないからである。人々は、諸国民の栄光とほまれとをそこに携えて来る。
 しかし、汚れた者や、忌むべきこと及び偽りを行う者は、その中に決してはいれない。
 はいれる者は、小羊のいのちの書に名をしるされている者だけである。

第22章

  
 御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊の御座から出て、都の大通りの中央を流れている。
 川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。
 のろわれるべきものは、もはや何ひとつない。神と小羊との御座は都の中にあり、その僕たちは彼を礼拝し、御顔を仰ぎ見るのである。彼らの額には、御名がしるされている。
 夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する
 彼はまた、わたしに言った、「これらの言葉は信ずべきであり、まことである。預言者たちのたましいのか神なる主は、すぐにも起こるべきことをその僕たちに示そうとして、御使をつかわされたのである。
 見よ、わたしは、すぐに来る。この書の預言の言葉を守るものは、さいわいである」。
 これらのことを見聞きした者は、このヨハネである。わたしが見聞きした時、それらのことを示してくれた御使の足もとにひれ伏して拝そうとすると、彼は言った。「そのようなことをしてはいけない。わたしは、あなたや、あなたの兄弟である預言者たちや、この書の言葉を守る者たちと、同じ仲間である。ただ神だけを拝しなさい」
 またわたしに言った、「この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
 「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。
 この書の預言の言葉を封じてはならない。時が近づいているからである。
 不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ。
 私はアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。

 命の木に対する権利を与えられ、門を通って都に入れるように、自分の衣を洗い清める者は幸いである。」
 「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。いのちの木にあずかる特権を与えられ、また門をとおって都にはいるために、自分の着物を洗う者たちは、さいわいである。犬ども、まじないをする者、姦淫を行う者、人殺し、偶像を拝む者、また、偽りを好みかつこれを行う者はみな、外に出されている。
 御霊も花嫁も共に言った、「きたりませ」。また聞く者も「きたりませ」と言いなさい。かわいている者は、ここに来るがよい。いのちの水がほしい者は、価なしにそれを受けるがよい。
 この書の預言の言葉を聞くすべての人々に対して、わたしは警告する。もしこれに書き加える者があれば、神はその人に、この書に書かれている災害を加えられる。また、もし、この書の言葉をとり除く者があれば、神はその人の受くべきぶんを、この書に書かれているいのちの木と聖なる都から、とり除かれる。
 これらのことをあかしするかたが仰せになる、「しかり、わたしはすぐに来る」。アァメン、主イエスよ、きたりませ。
 主イエスの恵みが、一同の者と共にあるように。

第20章~22章までを読む

 第一の復活が実現する。
 この第一の復活にあずかる者は、聖なる者である。
 彼等は キリストと共に千年の間、支配する。
 千年の期間が終わると、サタンはその獄から解放される。

 第ニの復活は「生命を受けるためによみがえる」キリストにあって死んだ人々がよみがえる。
 第三の復活は「さばきを受けるためによみがえる」おのおの仕業に応じてさばきを受ける。
 神の正義の実現である。いのちの書に名が記されていない者はみな、火の池に投げ込まれた。最後の審判である。

 
 御使はまた、水晶のように輝いているいのちの水の川をわたしに見せてくれた。この川は、神と小羊の御座から出て、都の大通りの中央を流れている。
 川の両側にはいのちの木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。

 のろわれるべきものは、もはや何ひとつない。
 神と小羊との御座は都の中にあり、その僕たちは彼を礼拝し、
 御顔を仰ぎ見るのである。彼らの額には、御名がしるされている。
 
 夜は、もはやない。あかりも太陽の光も、いらない。
 主なる神が彼らを照し、そして、彼らは世々限りなく支配する。

 身使いは言った。
 この書の預言の言葉を封じてはならない。
 時が近づいているからである。
 不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」。
 「見よ、わたしはすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。
私はアルファであり、オメガである。最初の者にして、最後の者。初めであり、終わりである。
 

 そして、最終章の最後、予言をしたのはイエスだと分かる。
 イエスは言う。「わたしイエスは、使いをつかわして諸教会のために、これらのことをあなたがたにあかしした。
 わたしは、ダビデの若枝また子孫であり、輝く明けの明星である。アルファでありオメガであり、最初であり最後の者。始めであり、終わりである。」
 

 イエスの出現にて予言が成就される。
 ダビデの若枝であり、輝く明けの明星であるイエスの支配の国が成就するのである。

  
 夜は、もはやなく、あかりも太陽の光さえいらない主なる神が照らし、世々限りなく支配する国。
 苦しみがなく、いのちの水の川が流れ、両側には命の木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。

 多分、飢えもなく、のろわれるべきものが何もない世界――
 もしかしたら、今の福島県と反対の世界ではなかろうか。

■聖戦は始まっている

 現在の福島県……
 経済のために子供たちは被曝線量まで隠蔽され、国のためにその命を土の肥料にさせられようとしている。
 命をめぐる聖戦は、未だ闘いの只中である。、
 
 ここまで黙示録を紹介した。
 それは、私がクリスチャンであるからではなく、この黙示録の世界は厳然として進行中のように見えるからである。
 そのように無垢な存在ほど苦しめられ、死に至らしめる……
  こうした現実、それは原発事故以来、この国に住むすべての住民の心の上にのしかかっている鬱屈した曇り空のようなものではないか。

 いいにつけ悪いにつけ、毎日が原発事故に対する踏み絵のようなものではないか。いまや、日本国中、鬱状態である。
   実際、福島第一原発が、再臨界ではないかというニュースもネット上には踊っている。

 2月12日 2号機建屋近くの観測井戸から、セシウム1342万2千Bq/L、セシウム1375万4千Bq/L。
 2月13日 セシウム134 3万7千Bq/L、セシウム1379万3千Bq/L セシウム汚染は過去最高値。翌日になり1,7倍になっている。
 雪で拡散されている可能性があったというのか?
 誰も答えてくれない。

 そういえば、体験したことのない大雪で日本国中パニックになり、孤立した人々も続出した。が、マスコミは大雪情報とオリンピックの話題を流すだけの呑気状態……政府は、凍死者も出ていたというのに、緊急対応の声すらあげなかった。原発事故対応と同じである。緊急事態に、どの政権も対応できるトップがいない。

 原発事故は、今なお続行中であるにもかかわらず、空間線量が異常に上がっても、休日は休日。正月休みは正月休み。日本国は、年中休眠状態だ。
 人が凍死しようが孤立しようが、緊急対応は後回し……救助も後手後手。その間に人は死んでいる。
 

 けれど、ソチオリンピックの中継だけは、するのである。
 こんな悲惨な状況でも、この国民はオリンピックに熱を上げ現実逃避…。
 NHK日曜討論という番組が、オリンピック特集でこれを総括していた。
 こんな討論、何のためにあるのか? 他に山積している問題があるではないか。日本にも世界中にも……。
 大雪ひとつで、日本中大混乱なのに、その収拾すら満足に取られなかったのに、次の地震がいつ来るかも分からないのに、何? この公共放送は。
 この呑気放送…こんなことあっただろうか。今までに……。

 そうやって、政権中枢は、国民の関心を原発事故から麻痺させることに懸命だ。
 しかし、やることが幼児レベル……もう少し、強かに情報操作する術すら知らない。
 凍死させられても、ある日突然、臨界でこの国が沈没していても、みんな「ボクちゃん知らない。」と言うのだろうか。
 にもかかわらず、国民は、この政権を引き摺り下ろすことはできない。

■体制に寄らなければ迫害しかないことは歴史が示す

 蛙や蛇の霊が入った者、
 すなわち悪魔と取り引きをした者との戦いは、実に困難である。
 なぜなら、スーパーパワーが与えられているから、外目には彼等の勝利に見えるからだ。
 この世では、権威と金銭を持つ者の方が、支配力を持っている。
 持たない者は、その下に、経済的にも精神的にも隷属させられている。

 もし体制に寄らなければ、大抵は経済的に迫害されることは、歴史が証明している。 それに抗おうとすれば、必ず体制から経済的に干される。
 経済的だけでなく、肉体的にも、精神的自由も阻害される。
 すなわち、正義というのは、残念ながら、いつも迫害され続けてきた。

 正義が迫害に会うのはものの常であり、逆に言えば、そこに、、支配者に不都合な真実があるから迫害を受けるのである。
 経済で目が点になっている輩は、獣の霊に取り付かれているので、とにかくしぶとい。

 そうした輩に向かって、何を語りかけても無駄である。
 かく、古代からの戦いは、現在にも呆れ果てる程継続されている。
 救いがたき人間の業!
 救いがたき人間の欲呆!

■現在の聖戦

 現在の原発推進派は、体制に取り入られたということで、既に経済という既得権を得ている。
 それを死守したいということは、余程溢れるほどの権益があるということだろう。
 お陰で、彼等推進派は経済が保証され、贅沢な生活を得られるのである。
 ここで彼等は、人間の心を売る。
 魂を悪魔に売れば、この世ではばら色の日々が送れる。
 そうした輩は、被曝させられた子供達の不安な顔や、涙を見ても何も感じない。

 
彼等は、心を喪失している……
獣の霊が入っているからだ。
彼等は、金銭と権力に至上価値を見出している。
悪魔は、こうして人間を選別することを許されている。
悪魔と取り引きをすると、お金は儲かって仕方がなくなる。
かくして、彼等は金塊で人を支配する。


福島原発事故は、
こうして人の心がふるいにかけられた場所だ。
その場所 
福島県
異常事態が、白昼堂々まかり通っている闇のトンネル
獣の霊が人に憑依して代理戦争をしている街
隠蔽のドームのなかで
平然と命が取り引きされ
間引きされている

 

聖戦はいまだ半ば
聖戦はいまだ進行中
正義は いつも試されている
その様相は少しづつだが、具現化しつつある

 

夜は、もはやなく、あかりも太陽の光さえいらない主なる神が照らし、世々限りなく支配する国。
苦しみがなく、いのちの水の川が流れ、両側には命の木があって、十二種の実を結び、その実は毎月みのり、その木の葉は諸国民をいやす。
多分、飢えもなく、のろわれるべきものが何もない世界――
しかし、聖なる世界は まだまだ先である。


けれど、身使いの言葉を耳に共鳴させよう!
「不義な者はさらに不義を行い、汚れた者はさらに汚れたことを行い、義なる者はさらに義を行い、聖なる者はさらに聖なることを行うままにさせよ」
然り、真実! 
まさに、私たちが、目の前で露骨に見ていることだろう。
「見よ、私はすぐに来る。報いを携えてきて、それぞれのしわざに応じて報いよう。」
然り、真実ではないか…

それぞれの仕業に応じて報いられるのである。
貧しきもの、虐げられた者は幸いなのである
彼等には、見えない世界が見えている

この国は、僅かだが曖昧さがかき消されていっている
不義を行なうものは不義を行い
汚れた者は汚れたことを行い
義なるものはさらに義を行う
福島では、露骨にリアルにこれが現象している
歴史にプリントアウトされている
上辺は騙せても
人々の心の奥底は変えられない
たとえ 
時のプリテンダー達が史実にエアーブラシをかけて
変質させても真実の鉱脈は浮き上がってくる

 
 

 
出口は  見えない
しかし
出口は  虚空に浮いている
抽象的に浮いている
貧しきもの 
虐げられたものは
幸いなのだ
見えない世界が見えているから…
魂の中核を透視できる術を知っている
ゆえに
事態は
私達の心が試される試金石なのだ


       ………………………………………

☆意図せず、黙示録の迷路の中に迷い込んでしまいました。
 原発事故後の疑問として、黙示録を取り上げたことに我ながら、戸惑いもあります。
 黙示録の読み方は、十人十色…それぞれの背景で読み方も異なるし、それぞれの読み方でいいのだろうと思います。
 私の解釈は間違っているかもしれませんし、御不快に思われた方もいらっしゃるかもしれません。余りに重いテーマだからです。けれど、とりあえず、私は私なりに誠実には考えてみたつもりです。
 

 ともかく深遠なテーマなので、私自身迷い、この迷路に足を踏み入れてしまったことを後悔したりもしました。試行錯誤していましたので、ブログに上げるのも遅く時間もかかりました。とりあえず、拙い私の詩文にお付き合い頂けた方々にお礼を申し上げます。
 
 次回からは、また本来的意味での「原発事故後の疑問アラカルト」のテーマに戻ります。

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