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2014年7月

2014年7月17日 (木)

原発事故後の疑問アラカルト(30)

   

     
 福島ミステリアスゾーン物語(10)


P51

■ウィキペディアに掲載されている渋谷健司氏の略歴

略歴[編集]

1991年、東京大学医学部医学科卒。同年に医師免許取得後、帝京大学付属市原病院麻酔科医員(研修医)として勤務。

1993年、東京大学医学部附属病院医師(産婦人科)を経て、米国ハーバード大学リサーチ・フェローに就任。

1999年、米国ハーバード大学より公衆衛生学博士号取得。同年、帝京大学医学部産婦人科助手に就任。

1999年、皇太子妃の妹である小和田節子さんと結婚

2000年、帝京大学医学部衛生学公衆衛生学講師に就任。

2001年、世界保健機関(WHO)シニア・サイエンティスト(保健政策のエビデン    スのための世界プログラム)就任。

2004年、WHOコーディネーター(評価・保健情報システム/保健統計・エビデンス)就任。

2006年、小和田恒夫妻とともに皇太子夫妻が滞在していたオランダのヘット・アウデ・ロー王宮を訪問(東宮大夫発表)。

2008年、東京大学大学院医学系研究科国際保健政策学教室教授に就任。

2012年、一般社団法人ジェイ・アイ・ジー・エイチ(JIGH)の代表理事に就任。

2013年、星槎大学非常勤講師として細田満和子教授とともに公衆衛生学を担当。

■渋谷氏は雅子妃の妹大和田節子さんのご主人だった

 このウィキペディアの渋谷氏の履歴で分かることは、渋谷氏が皇太子妃雅子妃の妹大和田節子さんのご主人であるということだ。
 そして、もっと興味深かったのは、「2006年、小和田小和田恆(ひさし)夫妻とともに皇太子夫妻が滞在していたオランダのヘット・アウデ・ロー王宮を訪問(東宮大夫発表)」と掲載されていることだ。
そして、東宮大夫発表と出ている。

 これは、一体、どういう意味がこめられているりだろうか。
 こんなコメントが、なぜ渋谷氏の履歴に掲載されるのか……この掲載に、どんな意味があるのか妙に不思議に思えた。
 調べて分かったことは、彼等は宮内庁発表で様と呼ばれていたというのである。雅子妃の妹御夫妻であるから、準皇室であられるとか? そんな規定いつからできたの? 実際は、そんな規定はないらしい。

 これは、ウィキペディアが、意図的にしたことなのだろうか。雅子妃の義理の弟であるということが、渋谷氏の略歴のなかに、そんなに意味があるのだろうか。

 一見、何のことか分からない。しかし、この件は週刊誌で話題になったらしい。
 状況的には、雅子妃が体調を崩していて、その静養先をどこにするかということで誰が検討したか知らないが、当時、小和田氏がハーグの裁判所に勤務していたため、オランダという国が選ばれたとか聞く。
 そういう経緯で、雅子妃は、オランダのベアトリクス女王が用意してくださったヘット・アウデ・ロー王宮に滞在し静養していた。そこを小和田夫妻とともに雅子妃の妹節子さんとその夫であった渋谷氏が、訪問したというのである。   
 

 ここで、こんな年譜が、渋谷氏の履歴として重要なのだろうか。
 ウィキペディアは、何のためにこの一文をここに入れたのだろうか。
 いきなり女性週刊誌的な話題になり本意ではないのだが、実はこの一文が何とも不思議だったものだから調べてみた。
 そもそも、王宮に私的に押しかけること事態、品位が欠けているという世間の評判も日本にもあった。また、オランダでも、なぜ、王宮を日本の皇族に貸すのかという声も、あったようだ。

 さらに、この後、雅子妃は、ベアトリクス女王が招待して下さったクルージングをドタキャンしたというおまけ付きがあったらしく、オランダでは、こうした皇太子夫妻に対する戸惑いの報道もあったようなのだ。

■雅子妃オランダでのドタキャン事件

 
話は2006年の話。事件は様々に起きたようだ。

 皇太子ご夫妻が、8月17日旧宗主国オランダへ出発。

8月22日 午前王室所有の森をドライブ、午後アーネム市「ブルヘルス動物園」を訪れイグアナなどの動物を見学。近くのレストランが立食パーティを企画準備したが、東宮一家三人はトイレを利用しただけで、そのまま出口に。レストランスタッフたちに何の挨拶も無しとのこと。(『週刊文春』2013年4月25日号)

8月23日 滞在先ヘット・アウデ・ロー城に、小和田夫妻、スイス在住渋谷節子夫妻を招く。

8月25日 一家でハーグの小和田夫妻宅を訪問し愛子内親王を預け、オランダの王子一家私邸で昼食会。ベアトリクス女王とマウリッツハイス美術館で絵画鑑賞するも、なんとわずか15分で予定を切り上げ、小和田夫妻宅で夕食を共にする。

8月27日 雅子妃と愛子内親王、ベアトリクス女王から誘われていたヨットクルーズを当日朝ドタキャン。 これらが、事件の顛末だったという。

それと、渋谷氏の関係は? なぜウイキペディアは、わざわざこんな一文を入れたのか……それは謎である。渋谷夫妻が、準皇室という様つきの宮内庁発表があったから?  あえて掲載したのだろうか?

 静養中の雅子妃を見舞われたことが、渋谷氏の履歴? 首を傾げてしまう。   しかし、雅子妃への様々な批判は、ここでは本題ではないので触れない。
 

 もし、ここで触れるとすれば、今まで皇室で、こうした海外での静養などということは前代未聞であったということ。そして、そのための経費は、航空機を含めて2378万円掛かったそうであるということだけ付記しよう。
 

 あれから、八年……この時の2378万は、生きたお金になっただろうか?

 このことにあえて触れるのは、全く無関係でもない。 皇室の在り方も、この国の相似形でないとはいえない。
 そして、皇室と姻戚関係を持っている渋谷氏が、住むところにも、食べるものにも困っていない同氏が、あたかも正義感顔して、以下のように語っている。
(何でも、あの雅子妃の祖父チッソの江頭氏の所有だった邸宅に住んでいらっしゃるようですが?  この人物も自民党議員のように、貰えるものは貰えるだけもらって、勝手なことを言っている自民党議員と、余り変わらなく見える。)


■渋谷健司氏のハイントンポストへの投稿文


 その渋谷氏が、2014年06月22日以下の文章をハイントンボストへ投稿している。以下、渋谷氏の文章である。

福島県の甲状腺検査のやり方を見直してほしい、と私が発言した理由

6月10日に開催された、第3回福島県甲状腺検査評価部会での、「現行の甲状腺腺検査のやり方を見直してほしい」という私の発言の真意を説明しておきたいと思う。
 

私は、原発事故がおきた直後から、福島県での活動をはじめた。相馬市や南相馬市での外部・内部被ばく量の測定を地元自治体や有志と協力して、ほぼ自費で継続し、モニターしている。 

それら全て、国や県からは独立して行っている。 

私がすぐに福島入りしたのは、一日本国民として、福島の人たちの健康状態を守らなければいけないと思ったからだ。シンプルにその思いだけで、3年間続けてきた。 

なぜ、続けるのか? 

私は、今からちょうど20年前の1994年に、ルワンダに行った。ルワンダで大虐殺があったことを覚えている人も多いだろう。数百万人はいた難民キャンプにNPOとしてクリニックを設営するのが私の目的だった。 

知らせを聞いた私はすぐに現地に向かった。危険な時期で多くの人から止められた。キャンプに日本人医師は私以外いなかった。それでもその時期のルワンダには医師が必要で、一人でも多くの命を救いたかった。

 福島に対する思いも、同じだ。
私の仲間や教室のスタッフ・学生たちも思いは同じだ。震災から今も継続してボランティアで手伝ってくれている

(*管理人の呟き。カッコイイこと…でも、東大の相馬市への派遣は、東大医科学研究所の上昌弘氏が原発事故直後、民主党仙石副官房長官に依頼されたからで、自主的ボランティアだったとはいえない。この上氏に関しては、さまざまな噂が飛び回っている

ボランティアどころか、当時大学院生だった相馬市に派遣されていた坪倉氏は、川内村の村民の人体実験をしていたんだから…。驚くべきことに、この実験の論文に、共同研究者として村長の遠藤雄幸氏の名前もあった。上昌弘氏の名前も掲載されている。このことは、阿修羅ブログの投稿欄に掲載されていて、衝撃を受けた。その詳細はここでは長くなるので省く。機会があれば、特集しよう。そして、この上氏の行状について、そして東大の浜通の人体実験について紹介してくれているブログもある。ただ、山下氏のテリトリィであるはずの川内村の村民の調査について、東大一派が仕切ったのかは、不明だ。
 仙石氏は東大、上氏も東大である。上氏は、付き合い幅が広いと言う。そうした延長上に仙石氏も存在した。この渋谷氏も東大である。上氏には、「相馬市長を助けてやってもらいた」という話が仙石氏からあったようだ。上昌弘氏が、大学院生だった坪倉氏を相馬市に常駐させた。このルートから、浜通りの人体実験は東大医科学研究所を中心とした東大一派が、仕切ることになったようだ。それゆえ、渋谷氏がボランティアだの無償だのと言っても、空々しい響きしか伝わらない。あなた方の学者ボランティアの行き着く先は、人体実験でしょう? それは、あなた方医師にとって輝しい餌ではないか?  あなた方東大一派が、目障りに思っているのは、公明党の弟子の国会議員をキッカケに、国から莫大な予を貰って人体実験をしている福島医科大=長崎大の存在なのではなかろうか。上氏のこうした人体実験の動向も知らないで、こんな青二才的発言をするとしたら、何一つ現実が見えていない人物であるし、すべてを知っていて、こんな物言いをするのなら、相当の偽善者ということになる。)

私達は、相馬市や南相馬市などの自治体と連携して、まず、子供たちの被ばく量を測定した。

その結果は、全て市民に情報開示されている。

 この外部・内部被ばく量の継続的な測定で、この3年あまりの間で明らかになってきたことも多い。相馬市や南相馬市などの被ばく量(セシウム)は十分に低く、それ年々低下しているということだ。初期のヨウ素による被ばく量の推計も行われている
(管理人の呟き…でも、南相馬市なんて、水素爆発する前から、放射線が一番飛散していたといわれる。第一、飛散した物質は、セシウムだけではないではないか。プルトニウムは? ストロンチゥムは? 影響などなかったいうのですか?  初期
被ばくを、みんなで測定させず、その数値を国家ぐるみで隠蔽したくせに……推計などしないで、すぐ実測すればよかったではないか……。それを、日本学術会議の名前まで出して、初期被ばくの検査を厚生労働省に働きかけ、阻止したのは誰か?)

 正直なところ、当初は私も政府の発表する値が信じられなかった。しかし、何度も自分たちで測定をしたが、それでもやはり健康に影響を与えるレベルの被ばく量は、子供では見つからなかった
(*管理人呟き…そりゃそうでしょう。測定機に細工がしてあるものばかりだったからでしょ。文部科学省が、その親玉だったことは、フランスのドキュメントで報道されていたではないですか。文部科学省が、子供殺しの親玉ですよ。)

 さて、ここからが本題である。福島県によると、過去3年間の甲状腺検診で、甲状腺癌が疑われる子供と、甲状腺癌が確定した子供の数は合計で90人であった(2014年3月31日現在)(確定症例は50人)。 

この値は、通常の癌登録の罹患率などから予測される有病率よりも明らかに高いものである。 

1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故の後に甲状腺癌が報告され始めたのは、事故後4〜5年であった。それでは、なぜ、福島県では被ばく量が高くないのに、甲状腺癌が3年間という短期間で多数発見されたのだろう。

 一つの可能性は、甲状腺の超音波検査を集団で実施すると、かなりの確率で甲状腺癌が見つかるということだ。例えば、甲状腺の超音波検査が頻繁に行われるようになった韓国では、成人の甲状腺癌が毎年25%ずつ増加しており、今では女性で最も多い癌だ。 

しかし、ここが大事なところなのだが、韓国をはじめ世界的に甲状腺癌による死亡は増えていない。病理組織学的には癌だが、検診がなければ症状も出ず、診断されなかったであろうと考えられる癌が、検診を実施したことで見つかっている可能性が高い。 

もちろん、一般的に早期発見による死亡リスクの予防は非常に大事だ。リンパ節や周囲へ広がっている癌は、すぐに手術すべきである。自分の子供が癌と診断されれば、ご家族はすぐに治療してほしいと思うだろう。しかし、超音波検査を進めることで、全ての甲状腺癌を見つけ出し、それらをすぐに手術することが、果たして子供達のためになっているのだろうか。

超音波エコーによる甲状腺検診の導入で、意図せずに過剰診断、そしてその結果としての過剰治療と言われている問題が起きているのではないか。 

こういう私の意見は、分かりにくいかもしれない。癌と言われたのに何もするな、と言っているように聞こえるかもしれない。しかし、経験ある臨床医や公衆衛生の専門家の多くは、私と同じ意見だ。この件については、英国の医学雑誌ランセットにも掲載され、世界で多くの医師も同意してくれている。

 子供たちに手術をすれば、心身の傷が残る。甲状腺を取れば、一生ホルモン剤を飲み続けなければならないこともある。 

「チェルノブイリの経験から、甲状腺癌発生の可能性を考慮し子供たちの命を守るために適切に対応すべきである」という考えは全くその通りである。事実、当初はそのように考えられて、甲状腺の超音波エコーによる検診の実施が決定されたのだろう。 

しかし、3年間の基礎調査を終え、本格調査が実施され始めたこの段階で、これほど多くの甲状腺癌が見つかっている原因の一つに、検診による過剰診断の可能性を考慮する必要がある。 

医師であれば、過剰治療等したいと思う人はいないだろう。世界でも、これほどの規模で子供の甲状腺検診が行われる例は珍しい。であればこそ、今回発見され、手術を受けた甲状腺癌の子供たちの症例を、きちんとオープンに議論することが非常に重要ではないだろうか。 

甲状腺検査評価部会で、甲状腺検査を担当する福島県立医科大学からは、癌の大きさやリンパ節転移の有無等、治療指針に沿って対処すべきケースのみが手術されているとの報告がなされたら、私は何パーセントの子供に、リンパ節転移や声が出ない等の症状があるのですか?と質問した
(*管理人の呟き あなたは、未分化がんを患っている子供が一人確実にいることを知らないのだろうか。子供には、決してならない悪性のガンだそうです。あなたは、それをご存知ないのか…知っていて、とぼけているのか…。チェルノブイリから戻った山下氏や長瀧氏が何と言っていたのか。子供のがんは、転移が早い。そう…その通りになっているではないですか。リンパだけでなく、肺の転移まであったと、鈴木眞一氏は言っていたではないですか…。それは、どうしてかといえば、このガンは、放射線由来だからでしょう。子供のガンは予後がいい。ただし、放射線由来を除いて……。こう甲状腺ガイドブックには、確かに書いてあるではないですか。これを作成したのは、他ならぬ鈴木眞一内分泌外科学会理事長当人でしょう。
 
転移が50%や70%もあると良いながら、他の施設で行った手術のことは、把握していない? 鈴木眞一氏も、実行部隊の責任者として、管理が余りに杜撰ではないですか? 郡山市なんて、三ヶ月20日も二次検査の子供が放置されていたのです。そのあと、甲状腺がんが増大しました。そのことを、環境省の福島県民健康調査の参事官に訴えると、一瞬言葉を失いました。担当官は、その事実を知っているのですよ。知っていて、何もしない…それどころか、次の報告書で、郡山市の甲状腺がんの人数をカットして表示していました。善処するどころかも益々隠蔽している。環境省などに訴えず、マスコミに言うべきだったのかもしれません。しかし、そのマスコミが、放射線に関しては、何も書かないから、持っていくところがありません。)

 しかし、それは、プライバシーの問題で回答できないと県や福島県立医科大学が答えた。それで、きちんとデータを出してほしいと、その場にいた他の委員からも意見が相次いだ。発見された甲状腺癌の手術に関しては、医療であり、調査の及ぶところではないというロジックで、その情報を公開しないことは、逆に子供たちやご家族に不利益をもたらす結果になりかねない。

 不安に過ごされている住民の方々のためにも、今一度、正確なデータに基づいて、関係者が皆それぞれ前向きに協力しあい、再検討していく時期にあるのではないか。そして、それは、放射線の健康への影響を正確に把握するためにも必要なことだ。

 これが、私の発言の真意である。 (転載終わり)
_______________________________________________________

 渋谷氏は、こう正義の味方みたいに発言している。同氏の発言は、一見正しい。
同氏は産婦人科医であった。その後の履歴によれば、米国ハーバード大学より公衆衛生学博士号取得している。公衆衛生の学者様になっている。

前回の福島県甲状腺検査評価部会において、過剰診療を語っていた国立ガン研究センターがん予防検討研究センター長の津金昌一郎氏も、日本疫学会の理事だったはず。そして、同氏は小児甲状腺の検討委員の一人なのだ。

 さらに、福島県立医科大の安村誠司氏も、日本疫学会の理事であり、かつ、山下俊一座長の時の検討委員であり、秘密会議にも出席していた人物である。
 この安村氏は、以前「健康への影響を科学的に明らかにし、県民に安心感を与えたい」と河北新報2011年7月30日に言ってたとか……。

 日本疫学会の理事という重鎮が、小児甲状腺の側にぴったり寄り添い、90人もの甲状腺がんの子供を出しながら、「被ばくなんてなかったなかった。」と大声で叫んでいる。

■津田岡山大教授「顕著な多発が起きている」と言っていた

 しかし、思い出してもらいたい。疫学エキスパートの津田敏秀・岡山大学教授の言葉を……。
 同氏は、様々な分析を行った上で2013年3月7日、まだ小児甲状腺がんが、3人確定7人疑いの時点で、「多発だる」と言い切っていた。
 


 同氏は「がんの潜伏期を考慮しても顕著な多発が起きている。」、「原因が被曝でないとすれば、原因不明の多発が起きている。」とし、統計的有意差は消えない、と結論付けたのだった。
 しかし、その当の日本疫学会の理事は、「過剰検査」「過剰診療」とか言って、検査自体が無意味だと主張している。

今年3月2日実施された「県民健康管理調査」検討委員会 第2回「甲状腺検査評価部会」で津金氏は、こう言っている。

 
津金昌一郎:「曝露評価のデータを過去の容量反応関係に当てはめて考えると、恐らく甲状腺がんのリスクが大きくなるであろう集団は 非常に小さい集団であろうことから、それを検出しようとすると ほとんど難しい……できないだろうと思う。
 だから曝露評価から考えて、リスクがない人に対して検査をするということによってもたらされる不利益ということを よく考えてやらないと、それをやって 得られる利益が、ほとんどないにもかかわらず、あまりにも多くの人々に不利益を与えるということが起これば、それは 事業とはしては よいものではない。」と。

続いて、渋谷氏も同調して言うのだ。

渋谷:「ポイントとしては、放射線の影響を科学的に評価するのは、今のスタディデザインを描くのが難しい。それから 過剰診断の可能性によって 安心を与えるつもりが逆に 不安とか不信感を招いてしまったという現状を この甲状腺検査は示していると思っている。
このまま甲状腺検査を続けるべきなのか、或は 今の ベースライン というのは 過剰診療の歪みであって むしろ 「がん登録法」が 今年から施行されているので、過剰診療を招くよりは、既存or他の地域のがん登録と福島県のを、それを使って比較していくということも考えられるのではないか。」と……。
 


 ところが、疫学の専門家津田氏は、「がんの潜伏期を考慮しても顕著な多発が起きている」と。津田氏は、一年以上も前に断言している。
 現在の顕著な多発は、疫学的には被ばくの事実でないと、まだ、日本疫学会は主張し続けるのか……。

 これだけ各地で鼻血の騒ぎがあり、突然死も増大している。
 白血病も増えた。これを何と説明するのか? 
 津金昌一郎氏は、日本疫学会の理事であり、国立がん研究センターがん予防検討研究ンター長である。放射能の影響が少なかったなど有り得ないだろう。
 日本疫学会理事ともあろう人が、平然とこんな嘘を口にしている。
 あるいは、理事だからこそ、本当のことを言えないのだろうか。

■東大の理化学研究所のボランティアには代償があるという意見

 福島県立医科大が、長崎大学に乗っ取られていると以前書いた。
 福島人体実験を続行するため国家から巨大の予算をつけてデーターを積み上げている。そして、この背後に山下俊一氏が、いることも事実であろう。
 同氏は甲状腺の専門家だ。甲状腺学会の理事長でもある。
 同氏は、低線量下の放射線と甲状腺のデーターを取るために、放影研と組んで長期疫学調査をしている。

 そして、もう片方側は、甲状腺ガンが増加するのを隠蔽する眼くらましのベールをかけようとする勢力がある。
 この甲状腺ガンが急上昇することを国民の視線から隠し、ガン登録の中に入れてしまって、数字を希釈させようとしている。

 何のために? 被ばくの膨大な影響と事実をベールの中に被せてしまおうとする動きでしかないではないか。そんなことと関係がないのなら、なぜ今年になって、わざわざガン登録等という制度を制定化するのか?

 この疑惑は、錯覚などではない。
 なぜなら、ここには長瀧氏も絡んでいるのだろう。
 事実、この後、6月26日住民の健康管理の在り方に関する専門家会議があり、祖父江友孝  大阪大学大学院教授 「過剰診断」のことを講演していたではないか。このように、「過剰診断」事項は、リンクしていると推測される。

 、学者たちの関心は己の論文づくり、人体実験と隠蔽。誰も本当に子供のことなんか考えてはいないことだけは想像がつく。

 さあて…したり正義感顔で何をか語っていらしたどなたか様は、どちらの側に立っているのでしょうか。

2013年10月保健物理学会長瀧氏講演スライド

 もう一度長瀧氏の保健物理学会の講演を見てみよう。
 同氏は、こう語っている。

……………………………………………………

福島の甲状腺癌患者の手術

・計画は、現在の調査対象の子供を生涯検査を続ける。

・超音波検査で結節5mm以上は、B判定で2次検査が必要。

・2次検査では針生検を行えば、微小癌が発見される。

・癌が見つかればどうするか。

・癌なのに経過観察は、親が納得しない、手術になる。

・微小癌の手術をすれば、最終的に人口の10%が手術になる。

・年齢とともに微小癌は増加する。

・福島で3万人になるまで、毎年甲状腺癌患者が増加する。

・放射線によって癌が増加したと言う主張に対する答えは、対象の   地域でも手術をすると日本中で甲状腺癌が増える。

・日本で人口の10%を甲状腺癌として手術するのか

・検査をすれば癌の発見が増える(乳がん、前立腺癌、肺がんなど)

・専門医だけではなく日本社会全体として、癌全体の問題として考  える。

……………………………………………………

 長瀧氏は、こうスライドにまとめた。
2013年10月には、もう「日本社会全体として、癌全体の問題として考える。」という結論に達しているのだ。

 同氏の考えは明白だ。放射線を受けた子供の甲状腺ガンの進行が早いことは、とうの昔に知っている。
 暴動のように子供の甲状腺ガンが増大することは、お見通しだ。

 だから、その前にその数値を国民の前からそらさなければ゛ならない。
 その数字をどこに収納するのか?  ガン登録の中に隠して蓋をしてしまおうという魂胆が見え見えだ。

 被ばくして甲状腺ガンになってしまった子供達のことではなく、学者と国の都合で会議は進む。(なぜなら、この会議のメンバーは、ほとんど原子力村の恩恵を得ているメンバーばかりだ。住民の健康のことは隠蔽し、原子力再開へ向かって、都合のいい状況を整えるために使命を与えられている面々なのである。すなわち、誰も住民の健康のことなど考えてはくれていない。ただ、住民を遺棄するための方策と対策を考える踊る会議なのである。)

 そして、こうして政府が守ってくれている間に、東電はぬくぬくと生き延び、役員たちは巨額な報酬をもらい、海外へ高飛びした。
 この国の在り方は、いつも同じだ。
 普通の人が、いつも命を奪われて、そして、その命を吸い尽くす輩がいる。 にもかかわらず、誰もそれを正せない脆弱な国。

 隠蔽は、今にはじまったことではない。
 戦後、焼け野原になったこの国…しかし、誰も過去を調査分析することもなく事実を事実として記録することもなく、史実はすべて隠蔽し、瓦礫と自国民の屍の上に、平然と巨大な隠蔽ビルを建てた。

 にもかかわらず、誰もそれを糾弾せず、戦犯といわれた人々も自分の手で裁かなかった。すでに、自由を放棄していた。
 だから、また、同じ事をされている。その戦犯の子孫によって……。
 

 まんまと戦後の混乱期を、日本を売って生き延びた戦犯の子孫が、再度、秘密法案を作り、原発事故で放射線まみれの焦土にされたこの国に、隠蔽の秘密網を張りめぐらせようとしている。
 隠蔽の囲いの中で、その裏庭で作られるものは何?
 原発と武器…すでに作っているではないか?
 どこかの国のために……ピカピカ光る劣化ウラン弾を

疫病神の戦犯の子孫が、国民の自由と尊厳を平然と奪おうとしている。
原発事故でくたくたに疲れている国民を、再度窒息死させようとしている。
敵は内側にいる……あなた方のすぐ隣に
味方のような顔をして

可哀想な日本国民…可哀想な福島県民…エリートたちは、県民を見放している……国際世論は、そう、この国を捉えている。

黒いモーニング姿をしたプリテンダーは
数に奢り秘密法をつくった
そして、憲法の核心に
彼らは、汚れた手を突っ込んできた。
誰の許可を得て
独裁者が密室で私たちの運命を決めるのか


日の元の国は、福島と相似形……
福島への在りようは、この国の有様

福島ミステリアスゾーンは
この国のミステリアスゾーンと重なる
独裁者が原発事故の混乱に乗じて
この国を乗っ取りに来ている
福島県立医科大が
長崎被ばく二世に乗っ取られたように

戦争は、すでに始まっている
さあ! ぼーと眠っていてはならない!
あなた方が眠っている間に
敵はすべてのものを掠め取っていく
明日にやって来ては遅すぎる!


敵は内側にいる
あなた方のすぐ隣に
さまざまな画策を紡いでる…
だから
沈黙の喪服を脱ぎ捨てよ!
今 すぐ

モーニング姿の
プリテンダーの合言葉をみつけよ!
本当は 
空っぽのガンガラガン!
何もない空洞!

叩けばすぐに砕け散る…
呪詛の暗雲を拡げよ!
戦いは始まった!
涙など拭いている暇はない!
すべての正義に松明をかかげよ!

すべては
パラノイアの独裁者が仕組んだイルージョン
幻想の垂れ幕に巻き込まれるな!
すべてはイルミネーション
そこに真実は何もない!

そこにあるのは欲望の残骸
呆けきった野ざらしの未練
人から掠め取った品々
薄っぺらな悪霊の抜け殻
知性も理性も何もない

黒いモーニング姿のプリテンダー
存在するのはガランドウ
空っぽなガランドウ
カラカラガラガラ
時間が崩す
永遠のものなど何もない

私たちは前へ進もう!

何も恐れることもない
偽者は吊るされる
誰によって?
運命によって…

運命の輪は回りはじめた
だから
怖れることはない
天国は真上にある
あなた方の見える位置に…

そこに深々しい道が続く
正義が輝く国へと続く

つづく

***************************************************

 <あとがき>

☆今日夕方のニュースで、わが県でも、がん検診を企業に依頼する旨を報道していました。そこで、業績が上がった企業を表彰したりするそうです。
 でも、おかしいですね。福島では、確か津金氏もし渋谷氏も、過剰検診は止めたほうがいいと言っていらっしゃいました。
 健康な人が。過剰に検診しないほうがいいという論理でしょう。それをなぜ、県が推奨するのでしょうか。
 ガン検診の放射線は、結構放射線高いのです。ところが、それを県が推奨し、個人的問題なのに、企業にまで依頼して表彰までするという……こうやって、個人の意思は、自然、国ないし県の意志のなかに吸い込まれてしまう仕組みになってしまっています。

 ☆これって、何かに似ています。この国の在り方そのものですね。こんな瑣末なことにも逆らって生きることは、なかなかくたびれることです。
 この国に生きていると、このお上の力といつも闘っていなければならないことに疲れます。がん検診なんて、個人の自由でしょう。
 それで死のうと生きようと、国や県からつべこべ言われることなんてないではないかと思うのですけれど……。
 そりゃ、放射線被ばくをしないなら、受診してもいいですけれど、それを何でも組織化してしまうというのが、この国の悪弊です。
 

 お上は、組織化大好きなんですね。結局、国民を信じていないということなのでしょう。というか、侮蔑しているのですね。
 何でも、お上に従えという江戸時代からの封建思想が根強く生きているのでしょう。

☆こんなことを、今急いでするというのは、県だけの問題とは考えがたいですから、これも国のガン登録の制度化を堅牢にするための布石という見方が、推測できます。 福島問題が、わが県まで影響が及んでいることに、何か寒気のようなものを感じます。
 なぜなら、個人がだんだん国に囲い込まれていく気がするからです。息苦しい感覚です。どなたかが、おっしゃっていたんでしたが、そういう空気がてきてくると、そこに自然と飲み込まれてしまうのだそうです。そうした空気に逆らって生きるのは、大変になってくるのでしょう。そうして、結局、多勢に無勢いで飲み込まれてしまう…今現在も、そんな気配があります。

 戦争前には、そういう空気ができたと聞きます。
 まあ、この国は官僚国家ですから、以前からそうした傾向にはありましたけれど…ここまで、管理されてくると、何やら不気味な感覚です。それが、放射線つながりだからです。
 やっぱり、国家的な何らかの動きが在るのでしょう。そうとしか思えません。
 

 今年、5月に福島第一で再臨界が起きていたという情報もネット上を飛び交っています。ヨウ素だって、上水道から出ているというではないですか。こんなすべての国民の健康に大事なことが、何にも報道されない。そんなこと、ほんの僅かのニュースすらならないのです。まさに、一億聡玉砕を政府が国民に強いています。

 ☆また、やっとやっとブログアップしました。見ていただいてくださっている方には、本当に申し訳ありません。
 自然科学と調べ物が苦手なので、なかなか進みませんでした。

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