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2014年11月

2014年11月18日 (火)

原発事故後の疑問アラカルト(39)秋野公造氏の寄せ書きを読む

   福島ミステリアスゾーン物語
  


長崎同門会だより秋野公造氏の文を読む


 資料を整理していたら、長崎同門会だより平成24年11月30日の文章を見つけた。ドキュメントに入れておいたのだが、見つけられなかったものだ。
 改めて読んでみると、ここに福島県民調査の原点があったように思える。
 いくら、山下俊一氏が、原発関連省庁にコネを持っていたとしても、ここまで政治的に鮮やかに県民調査を、自分の野望に引きつけることはできなかったろう。

 この山下俊一という人物には、倫理感などというものがないのだろうか。国民の税金を使うことも平然とできるし、秘密会議などといういかがわしい会議も平然と行った。無論、このことでバッシングはされ、一度は検討委員会の座長の座も下りた。しかし、検討委員会には、同氏の息がかかった委員が、その籍を占めた。

 それによって、子供の甲状腺ガンの転移が早まり、子供達が苦しもうと自分の論文の精度が上がればいいのだ……川内村のサテライト計画も環境省と癒着して、みごとに住民を強制帰還させているではないか…。
 こうしたことができる人格は、エリートのなかには見出せたとしても、この人の場合は、やることなすこと脇が甘いというか、若干、お頭が、ずれているのかどこか変である。

 頭が緻密ゆえのエリート的冷徹さが原因というのではなく、社会的状況を諮ったうえでの計画でもなさそうだ。まさに、幼児的レベルの行動動機なのでみんな、開いた口がふさがらなくなる。
 

 ここまでのことは、普通は責任意識が伴うから、やらないけれど、この人物は簡単にやってしまう…じつに、幼児的というか、幼児的欲求のままに行なっているように見える。このことが、何か致命的脳欠陥があるのではないかと思えてならないのであり、私は、そういい続けてきた。
 

 被爆二世の被爆影響は、二世にはかなりの影響があるとされる論文も出始めてきている。差別になるから、今まで誰も言えなかった。
 しかし、もしかしたら、そういう欠陥があるかもしれない人物が、日本の被爆行政に大きな影響を与えるとなれば、そんなことも言っていられまい。
 現に、多くの福島県民が苦しんでいるし、近隣県の被害も多そうだ。
 それを報道管制を引いていて、広まらないよう政府がコントロールしているだけだ。
 

 山下氏が、福島県民にヨード剤を飲まさない決断をした張本人だったにもかかわらず、(朝日新聞に記事あり)放射能の客観的流出量も知らないまま判断した。福島医科大も福島県も、この山下氏の判断に従ったのだ。
 だったら、ここまで子供達を甲状腺ガンにし、かつ未来までその恐怖に怯える人生を強要した直接の人物として、皆に訴えられて然るべきはずなのに、被害者は、山下氏を訴えた人はいないようだ。
 

 なぜ? 同氏が放射線のオーソリティであるから? 
 にもかからず、同氏は放射能の総量も知らず、子供達にヨード剤の服用を止めた張本人なのだ。その結果、福島県民は、かく苦しんでいるのである。
 山下氏に関しては、過去多くを語ってきた。ここでは、それをくりかえす意図はない。(その詳細をお知りになりたい方は、私のブログの過去記事をひっくりかえしていただきたい。)
 
 今日は、山下氏の政治的ルートを支えたキーポイントでもある弟子秋野氏について、振り返ってみたい。

■秋野公造公明党議員が県民健康調査に国の予算つけた!

 秋野公造氏は、公明党議員。山下俊一氏の弟子長瀧重信氏氏の孫弟子であることが、この文章にはっきり載っている。
 秋野公造氏は、公明党議員。山下俊一氏の弟子。長瀧重信氏氏の孫弟子であることが、この文章に載っている。長瀧氏が勲章貰ったことを祝う特集号として組まれたようだ。
 
 今更、こんなものどうってことないではないかと思われるかもしれないが、この秋野という人物が、山下氏を公明党との間をジョイントし、そこから福島県民調査は、福島県立医科大へ傾いていく。その詳細な経緯は、すでに書いたと思うが、この秋野氏は安部政権において、今や環境省の政務次官に推挙され、長崎大のサテライトがある川内村を中核として、県民帰還の司令塔となっている人物である。
 おそらく、住民を帰還させて実験を続けるために戻すのだろう。
 

 恩師の壮大な世界的論文を書くために、援護射撃をしているのであろう。
 この川内村の遠藤雄幸氏も、早期帰還を住民の事情も考慮しないまま宣言した村長だが、この人も村民の被爆調査を無断でしている。
 上 昌広東京大学医科学研究所特任教授と同東大医科研、坪倉正治氏等と論文を発表をしていた。この上氏を南相馬市長らに紹介したのは、元民主党仙石由人氏であることは、前に書いた。

 雅子妃の双子の妹の連れ合いである渋谷氏との関係も、氏が帝京大学医療情報システム研究センター客員教授という肩書きも持っていることをウィキペディアで調べて納得した。
 渋谷氏も帝京に籍があったことは履歴に書いてある。大薬害エイズ安部英教授の元にいたかどうかは、確信がない。
 しかし、帝京大には在籍はしていたのだ。そして、渋谷氏は留学した後、帝京大から東大に戻っている。
 そして、上氏は東大から帝京大の客員教授になっている。
 こう考えると、何らかの目論見があって、渋谷氏は福島医科大に過剰診断のいちゃもんをつけていると見たほうが自然だ。

 このことは以前書いた。
 ここに川内村長遠藤雄幸氏まで絡んでいる
 勝手に自分の都合で早期帰村してしまったので、賠償金が打ち切られ、仮設住宅に住む年配の住民が、生活費にも困っているという人まで出てきた。

 川内村村長遠藤氏は、「原子力文化」という雑誌にもインタビューを受けたり、バネリストとしてあの島津製作所が経営する大学・京都医療科学大学 学長の遠藤啓吾氏と出演していたこともある。

 遠藤氏は日本学術会議で山下氏と放射線防護の委員長をしている。
 元日本医学放射線 学会理事長、 元日本核医学会理事長もつとめた人物だ。そして、この日本原子力文化財団の理事をしていたのが、この国の座長を独り占めして君臨している長瀧重信氏なのである。
 遠藤氏は、首相官邸原子力災害専門家グループの一員である。
 さらに、この遠藤氏こそが、山下氏がヨード剤を子供達に配布しなかった時のご意見番として君臨していた。山下氏にヨード剤ブロックの理論的裏づけを与えていた人物でもある。
 

 日本原子力文化財団は、バリバリの原子力推進財団であり、かつて東電元清水社長も理事をしていたような財団である。ここに、川内村村長遠藤氏は、原子力村から優等生として処遇されているというわけだ。
 可愛そうな川内村村民…とうの昔に、村長から原子力村に売られていたということになる。
 人体実験の元締め東京大学医科学研究所特任教授上 昌広氏坪倉正治氏と一緒に、あなた方の首長が、あなた方の命を整然と売った。
 まさに、みんな、コネと金とでバター状態なのだ。実に怪しい交遊録と綿々と続いている。
 しかし、こうしたことは、国民の前に表ざたにはならない。マスコミが書かないからだ。

 その最初の発端に秋野氏がいる。
 この人が国会議員であり、山下氏の弟子であり、そして公明党所属であった。もっとも、山下氏は以前より公明党とは親しかったのだが…。
 それでも弟子が国会議員であることで、山下氏は自分の野望を引き付けた。こうして、福島特措法は固められてしまった。
 

 福島医科大の副学長にもなり山下氏は入り込んでしまった。しかし、現在の内分泌外科学会理事長の鈴木眞一氏と山下氏は、原発事故前から知り合いであった。山下氏は日本甲状腺学会の理事長であり、鈴木氏も役員だった。
 

 二人は最初から懇意だった。山下氏に声を掛けるキッカケをつけたのは鈴木氏だったと朝日新聞は書いていた。
 現在の甲状腺検査評価部会の座長をしている清水元日本甲状腺外科学会理事長も、日本甲状腺学会の理事だった。現在でもそうであろう。

 みんな、こうして人脈で動いている。前から、ずっと知り合いなのだ。
 それゆえ、協力して自分たちの利権を手放す訳がないではないか。
 もう、関係者で、すべて膠のようにカチカチに固められている。最初から、そして、現在も……。
 

 福島県民は逃れる隙間さえない。
 すでに、IAEAとICRPが、そのタクトを握っている。
 福島県立医科大とも、国とも放医研とも放影研ともみんな条約を締結し、何人とも、その方針を覆すことはできない。
 端的に言えば、福島県民は人質に取られたと言えよう。
 

 秋野氏に戻ると、この人が書いた文章は、明らかに山下氏と、長瀧氏まで指導を仰ぎ彼の人生を司った人物であったということだ。
 政治では秋野氏が環境省政務官、山下氏も長瀧氏も内閣府原子力災害専家グループの一員である。この間、山下氏は環境庁からお金を出させ、国際会議もしたし、その詳細な映像は公開されるといいながら余り目にしない。
 

 そして、自分たちの都合が良い体制をつくり、福島県民を遺棄した。
 川内村の仮設に入居している高齢者の生活も置き去りだ。
 被災者で、かつ被ばくした可能性もあるのに、なぜこんなに苦しめられるのだろう。
 だって、川内村の村民が、ひきおこした原発事故ではないではないか…自己責任もないのに、畑を奪われ、家を奪われ不本意そのものではないか。  仮設では、生活に窮した村民がお金を借りたりして、金銭トラブルも出ていると聞く。
 こうして何の責任もない村民同士が争うというお決まりのパターンが、国から押し付けられる。

 そうして権力者は責任逃れをして逃げ切るだろう。
 取り残されるのは、いつも一般の人…命だって、平然と取られる…涙は、渇ききって流れもしない。
 それが普通? いいえ、エリートがどうやってエリートになるのか、この秋野氏の文章が示している……。
 

 卑屈に、従順に、そして一歩づつ登ってくるのだ。
 それが、この国。
 ホントのことを言う者は、舌を抜いて放擲される。
 孤立の在野に…野晒しにされる。
 それが怖くて、みんな己の鉄のくび木がはずせない。
 一読してみてください。
 この国の本質が分かるから…。
 この国の病理も分かってくるから…。

   政治家になって


参議院議員 秋 野 公 造(平成4年入局)

 第一内科同門の先生方には、日ごろより過分のご指導ご鞭撻を賜っておりますことに心から感謝を申し上げます。
 私は平成4年長崎大学医学部を卒業し、第一内科に入局いたしました。山下俊一教授のご指導の下で当時の原研発症予防部門にて学位を取得。
 下垂体癌の悪性化機構についての研究を主論文とさせて頂くとともに、第一内科と柴田長庚堂病院で連続して担当させて頂いた症例は柴田英徳院長先生、谷川健先生のご指導の下でThe Lancet に掲載を頂くなど、充実した大学院生活を送らせて頂きました。
 その後、長瀧重信名誉教授の勧めで解剖学第一教室に勤務、神経解剖学の学生教育に携わり、岩堀修明教授の下で受けた薫陶は、2007年医学書院から「神経解剖集中講義」、本年改訂版である「神経解剖集中講義第二版」として発刊が実りました。

 また第一内科同門の先生方の後を受けてCedars-Sinai Medical Center に留学、その成果として日本内分泌学会若手研究奨励賞を頂き、その後もヨーッパ組織再建学会にて若手研究奨励賞を頂くなど研究に勤しんでおりました。
 大きな転機は平成18年、江口勝美名誉教授のご配慮を賜りながら長崎大学からの人事交流として、厚生労働省に出向し、その後採用試験に合格。厚生労働省医系技官として勤務し、最後は東京空港検疫所支所長として新型インフルエンザの水際対策を担当し、落ち着いた頃に公明党より参議院選出馬のお話を頂きました。
 振り返ると大学病院から民間病院に勤務の機会を頂き、基礎研究、学生教育、海外勤務、行政官、検疫官と医師免許を使って様々な経験をさせて頂きました。これまで学んだ経験を活かして皆様のお役に立たせて頂きたいとの思いで出馬を決意し、2010年7月11日、皆様方のご指導の下、初当選をさせて頂きました。

 当選直後から、諫早健康保険病院等の社会保険病院・厚生年金病院等の存続に係わりました。平成20年9月30日までとされた法律が切れると、医療を行う法的根拠が無くなる等の心配がありましたが、政府は存続のための法案を提出することが出来ず、公明党を中心とした議員立法により2年の存続を延長する法案がまず成立しました。
 その後君野孝二院長先生をはじめとする九州の社会保険病院・厚生年金病院7病院の院長先生方とも直接お会いしてお話を賜りながら、昨年6月に地域医療機能推進機構に移管させる法案を成立させることができ存続が決定したところです。
 存続決定により建て替えが行われていますことを嬉しく思います。このことは、後日、長崎県内の医療体制を守る上でも大きな恩恵を生むことになりました。
 

 透析患者に対する診療が行われている松浦市立診療所の存続が困難であるとのお話を友広郁洋松浦市長より頂き、関係各所にも働きかけた結果、県境を越えて佐賀県伊万里市にある社会保険病院浦の崎病院と
の医療連携が実現しました。
 国の医療機関として存続させたことにより実現した医療連携からは、一つの政策実現が連動した効果を生むことを学ばせて頂きました。
 国立病院機構長崎医療センターの近くには長崎道木場パーキングエリアがあります。ここにスマートインターチェンジを設置し、救急搬送を行うことが出来たならば、諫早・島原方面からだと大村IC まで迂回する必要性が無くなる
事から、少なくとも20分の時間短縮が見込まれます。
 

 長崎大学の先輩である中村法道県知事、松本崇大村市長、長崎医療センターの先生方より頂いたお話をもとに、国会においても高速道路整備は災害対策とともに救命救急の精度向上に資することを訴えたところ、本年4月6日に事業認可され着工を待つばかりとなりました。
 併せて平成21年に政権交代により凍結された長崎多良見-長崎間の4車線化工事も参議院の3つの委員会で訴え続け、まずは長崎多良見-長崎芒塚間の事業認可となりましたこともご報告を申し上げたいと思います。
 ドクターヘリでは対応できない救急の精度を向上させるために県内の高速道路交通網の整備は重要と考えます。
  これからも県内自治体や医療機関の皆様と連携を図りながら実現のお役に立ってまいりたいと考えています。

 胃がん対策にも取り組んでいます。公明党がん対策推進本部(本部長:松あきら参院議員)の事務局長を拝命し、日本消化器病学会と連携しながら、胃がん対策の推進について国会質疑を繰り返しています。
  これまで国はヘリコバクターピロリ菌が胃がんの原因であることを公式に認めておりませんでしたが、私が昨年2月に提出した質問主意書に対して、国は初めてヘリコバクターピロリ菌を胃がんの原因として認める答弁書を出しました。
 さらに同3月、松あきら議員は菅前総理大臣より「胃がん対策について厚労省に積極的に検討させる」との答弁を引き出すとともに、「室」レベルで行われていたがん対策を、「室」から「局」単位に昇格させて強化するよう求め、その結果、本年四月より、厚生労働省においてがん対策推進「室」は、がん対策・健康増進「課」に昇格し、より手厚い体勢でがん対策が行われることになりました。

 昨年6月には厚労省のがん対策推進協議会の門田守人座長に対して、公明党と日本消化器病学会が共同で胃がん対策の強化などを要望したものの、本年2月10日に行われた公明党党がん対策推進本部に厚労省が示したがん対策基本計画素案の中には胃がん対策についての記載がなかったことから、明確に書き込むよう強く迫り、最終的に胃がん対策が国のがん対策基本計画に明確に位置づけられました。

 このような背景のもと、胃がんの①早期発見のため自治体や企業による検診にヘリコバクターピロリ菌検査を追加すること、②早期治療のために、ヘリコバクターピロリ菌陽性の慢性胃炎に対しても除菌を保険適用とすることを実現してまいりたいと思っています。いずれも国の動きはようやく始まりました。今後とも中尾一彦教授をはじめ皆様方にご指導を賜りますようお願い申し上げます。
 なお、本年7月7日に行われる日本消化器病研究会においてはパネルディスカッションの演者の一人として発言の機会を頂くことになっています。
 また医療を支える国民皆保険制度を守りたいと取り組んでいます。
 わが国の医療保険制度は会社等に正規雇用されている被用者保険と国民健康保険の二つに大きく分けられますが、かつては自営業者の保険であった国民健康保険制度はいまや資力の少ない非正規労働者と高齢者のセーフティーネットにその性格を変えつつあります。

 それは公明党九州青年会議・同青年局の調査においても、同じ医療を受けるに当たり、低所得の青年に高率の保険料負担がかかっている現実が浮き彫りになりました。定年の無い自営業者に対する制度設計のままで、非正規労働等の低所得者に過重な負担がかかっています。
 そのことを踏まえ国会でも国民健康保険は今やセーフティーネットであるとの認識を問う質疑を行い、厚生労働大臣も認識を同じくしたところです。
 今後、セーフティーネットとしての国民健康保険の強化を求めていきたいと思います。
さらに、本年3月16日のNHK のTV 付で放映された予算委員会においては、被用者保険の中でも3483万人もの中小・小企業の従業員が加入する協会けんぽの財政悪化について質疑をしました。

 協会けんぽは、国による公費負担を13.3%から16.4%に増加させても保険料を3年続けて値上げを余儀なくされる危機的状態です。このままで、中小・小企業は従業員と折半する過重な保険料を負担できなくなると、雇用が不
安定化し、非正規労働が増えてしまう危険性があります。
 そこで、厚生労働省の改革案だけでは財源の捻出が困難であるにもかかわらず、政府による社会保障・税一体改革大綱に協会けんぽのことが一言も盛り込まれていない事実を指摘し、省庁を超えた社会保障・税一体改革の中で検討するべきだと追及した結果、野田総理が「はい。分かりました」と応じたのです。
 

 わが国の高度な医療も国民皆保険制度に支えられています。その保険制度を守りたいと思います。
福島原発被災への対応については、山下俊一福島県立医大副学長と連携の上、緊急被ばく医療の強化を訴え、福島県民健康調査に対しては国が必要かつ十分な技術的かつ財政的支援を行うとの答弁を引き出し、結果として全額負担を約束させています。
 発災後の昨年3月30日、原発より半径20km から避難された方ばかりがお集まりになる避難所に行かせて頂きました。
 

 避難所の状況は極めて深刻で、被災者の証明となる罹災証明が誰一人発行されておらず、一時金の支給も医療費の無料化などの被災者に対する支援を受けることも出来ないで孤立している状況を目の当たりにしました。
 なぜこのような事が起きたのか。着の身着のまま避難された被災者の方にとって、原発より半径20km は立ち入り禁止制限区域であり、飛行禁止区域制限地域にあり、住家の被災状況を役所に示せなかったからでした。

 ならばと4月6日の参議院災害対策特別委員会にて人工衛星を活用した被害掌握を提案し、早くも4月11日に実現したことが罹災証明の発行につながったことを嬉しくっています。その後も、私なりに理解する放射線に関する知識について、一日に何度もお集まりのところでお話をさせて頂いたり、福島県立医大に何度も通いながら、長崎大学からも多くの医師が国内最高レベルの甲状腺超音波検査の支援を行うなど母校の大活躍に倣い、被災地の皆様の声を届けるべく尽力しています。

 地元・長崎に関する国会質疑についてもご報告したいと思います。
  佐世保のセイルタワーは、坂の上の雲の時代を含めて佐世保が果たした役割を伝える自衛隊の広報施設ですが、民主党の事業仕分けにより400円の入場料が徴収されることになりました。 広報施設が入場料を取るのは如何なものかと、またその結果、入場者数が1/5に激減した事実を追及し、再び無料化を実現したところです。是非機会があれば、佐世保の誇りを感じることができるセイルタワーに足をお運び頂ければと思います。

 初質疑にて、大学からの医師派遣を補完し地域医療を守るために国による医師バンク構想を訴え、当時の長妻大臣より答弁を引き出して実現した都道府県ごとのドクタープール制度については、平成23年度から5.5億円の予算も手当てされ、本年度は7.1億円と財政難の中でも増額が図られました。長崎県においても公明党の織田長(おだちょう)県代表(県議)らの県議会質疑により本年度から実現し、長崎医療センターに創設される「地域医療人材支援センター」から県北の医療の充実のために医師派遣がなされることになっています。
 また公明党佐世保市議団においても佐世保市議会にて答弁に立たれる江口勝美院長を支えて北の医療を守ると張り切っています。
 離島県長崎にて育てて頂いた者として、離島に住む親が子どもに高等教育を受けさせることの困難さを感じてきました。
 離島の子ども達には大きなしわ寄せがかかっていることを国会にて指摘し、本年度より高校が無い島に住む子ども達が高校に通うための通学費・寄宿舎費について一人当たり年額15万円の補助を実現できました。

 また、KTN や長崎新聞等の報道でも私の国会質疑について取り上げて頂きました元寇船の文化財指定化については、国からも前向きな答弁が出たことに加え、2月18日に文化審議会より文部科学大臣に対して海域も含め文化財指定すべきとの答申が出されたところであり、実現の見込みとなりました。
 このように力不足ではありますが、皆様のお声を伺い国会に届けさせていただいております。時代の変化をよく見極めながら、医師としての背景を大切に仕事をしてまいりたいと決意しております。
 
 今後も川上純教授をはじめ皆様方の変わらぬご指導ご鞭撻を心からお願い申し上げます。                  転載終わり 


 

 いかがだっただろうか。
 日本内分泌学会若手研究奨励賞を秋野氏が授与されたとか…内分泌学会というのは、山下氏が理事をしていた。
 
そもそも、
甲状腺学会は内分泌学会の分科会から始まっている。
 
つまり、こうした賞を与えて箔をつけさせるというのも、
既得権を掌握しているグループによって行なわれるわけだ。

 
こんな風に、権力は委譲されていく。自分に逆らわなかった者に、その恩恵が与えられるというわけだ。

 当時の民主党政権が、いかに公明党に牛耳られ、己の初動ミスに汲汲と立ち居振舞ったか…細かな記述と隙間に、それが見える。

 当時の民主党にとっても、福島県民のことを真剣に考えなかったのだろう。
 刺し違えても、県民健康調査は、国の公の調査にすべきだった。
 結局は、米国の予算が半分入っている放影研にすべて乗っ取られた。
 長瀧氏が、元理事長だった財団法人であり、厚生労働省と米国の財源で運営されている。山下氏は、ここの科学諮問委員であり、環境庁専門家会議の丹羽氏は評議会の副議長である。議長が米国人だから№2というべきだろうか。

 広島原爆の時と同じに、結局は、米国へのデーターに寄与されるのだ゛ろう


 
こうして、この国は前代未聞の三度も被爆した国になった。
 そして、そのすべてが人災だった。
 中枢執行部の無能ゆえの人々の悲劇であった。
 いつも この国はそればかり…

 さあ!  選挙が行なわれる!

  これ以上ウルトラ無能政権を野放しにしてはいけない!

 
 嘘つき安部=前代未聞のペテン師を惨めな荒野へ晒そう!
 それが国民の義務であり、権利である。

****************************************************************

(あとがき)

☆ブログアップ遅れました。やっとアップしました。見ていただいていらっしゃる方には、申し訳ありません。福島の方もいらっしゃるみたいですね。
 香川県の方、鳥取県の方、避難していらっしゃる方でしょうか。

松 あきら氏は、あれ程子宮がん検診を勧めてきた張本人ですが、ご主人が医薬メーカーの重役だったとか…元タカラジェンヌ。どう落とし前をつけるのかと思いきや、雲隠れ。
 公明党の裁判官や検察官が起訴しないのでしょう。こんなの本当におかしい! それとも、もう、裁判が始まっているのでしょうか。
 なぜ、誰も訴えないのでしょう。

三原じゅん子氏も、子宮がん検診とワクチンの補助金について、
推奨して出てきた人物ですね。今や、女性局長だとか…その三原氏を局長に推薦したのが野田 聖子氏、同氏もうちわを配っていたことが判明。でも、問題視されていないようです。

☆子宮頸がんワクチンの被害は大変なものがあります。そんなこと放置して、松あきら氏や三原じゅん子氏は、誰からも批判すらされていないとはどういうことなのでしょうか。
 

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2014年11月 2日 (日)

原発事故後の疑問アラカルト(38)小児甲状腺検査低分化ガンは未分化ガンと臨床的には同じ?

2014/10/6 Our Planet TV配信ダイジョストより転載させていただく。

    『リンパ節転移が多数~福島県の甲状腺がんより』

東京電力福島第一原子力発電所による健康影響を調べている福島県民健康調査の検討委員会で10日、甲状腺がんに関する専門部会が開催され、スクリーニング検査によって、多数の子どもが甲状腺手術を受けていることについて、前回に引き続き過剰診療につながっているかどうか激論となった。

議論の過程で、手術している子どもに、リンパ節転移
をはじめとして深刻なケースが多数あることが明らかになった。

手術を実施している福島県立医大の鈴木真一教授は、 「過剰診療という言葉を使われたが、とらなくても良いものはとってない。手術しているケースは過剰治療ではない」と主張。
「声がかすれる人、リンパ節転移や肺転移などがほとんど」として、
放置できるものではないと説明した。

渋谷教授は「しかし、健診して増えたのなら、過剰診断ではないか。
リンパ節転移は何件あるのか」と追及すると、鈴木教授は「取らなくてよいがんを取っているわけではない」と繰り返しつつも、「ここで、リンパ節転移の数は、ここでは公表しない」と答えた。

こうした議論を受けて、日本学術会議春日文子副会長は、現在、保健
診療となっている2次検査以降のデータについても、プライバシーに配慮した上で公表すべきであると主張。また1次データの保存は必須であると述べた。

これについて、広島県赤十字病院の西美和医師も「部会として希望する」と同意。また、渋谷教授もデータベースを共有する必要があるとした。座長の清水教授もその必要性を認めたため、次回以降、手術の内容にするデータが同部会に公表される方向だ。」              (転載おわり)
                          


■肺に転移が2名いた



  そして、公表されたのは、肺に転移が2名リンパ節転移が7名という数字だった。しかし、この肺に転移の子供は、低分化ガンなのである
 
低分化ガンは、たとえ微小ガンでも転移がしやすいと言われている。
  何でも浸潤しやすいという。
 
 

  細胞に留まっていないため転移していくようだ。
細胞増殖が早いし、周囲への浸潤性が高くなるのだそうだ。
 低分化であるほど、細胞間接着が弱くなり、個々の細胞が各々移動しやすくなるといわれている。
 
それゆえに、こうした理由により転移しやい危険なガンである。


 こんな危険なガンを持った子供が福島県に存在してしまった。
 子供で何の理由もないのに、こんなが
ンに罹患するものなのだろうか。
 私は専門家ではないから分からないし、正確には、伝えきれないだろう。

 しかし、この肺の転移した子供の存在が、妙に気にかかる。
 というのも、この子供の存在が、この小児甲状腺検診のキーポイントになっている気がするからだ。(なぜか、専門家会議も、検討委員会も、この子供2人について触れたがらない…。私の気のせいかもしれないが…。)

 原発事故の時、初動捜査で消火活動をしてくれた東京消防庁のハイパーレスキュー隊の涙の会見は、私達国民に忘れがたい衝撃を与えたものだが、あの隊員の方の1人は、血を吐いて亡くなったという情報は、Uチューフで見た。
 あの苛酷な条件で、海水をメルトアウトした原子炉に注入してくれた英雄たちの涙の会見は、私達には、永久に忘れられない情景であろう。

 その英雄たちは、今はどこにいるのか?
 噂では、多くの人が亡くなっているらしい。
 しかし、それは公の秘密のように、現在まで隠されてきた。
 今後、秘密保護法の元に、当然のこととして隠されるだろう。
 命じた当時の経済産業大臣は、今や民主党の党首になって、自分こそ正義みたいな顔をして生きているではないか。(世の中、割が合わないのは、いつも現場の人間だ。)

 話がそれているが、私が気になるのは、この2人の肺まで転移してしまった低分化ガンの子供たちの存在なのだが、かれらの存在こそ、低線量被爆が決して安心ではないことを証明していると思える。
 
 肺にまで転移したら、どういうことが起こるのだろう。

 切除しただけで、間に合うのだろうか…声帯も失いかけている子供もいたようだ。アイソトープ療法といって、放射線を照射することもあるようだ。
 だが、それは、すべて苦しい療法にちがいなかろう。 
 こうした子供たちに、国は何をしてくれているのか。
 東電は何をしてくれたのか。

■低分化ガンと未分化ガンは臨床的には同じ?

 とまれ、感情論は置いておき、低分化ガンの話にもどろう。

 ヤフー知恵袋に、こんな投稿があった。
 原発事故以前の投稿であるけれど、低分子ガンを理解するのに、とても参考になる事例である。
  たまたま低分子ガンを検索している時発見した。
  しかし、個人情報的内容なので、ここで転載していいものか迷った。
 
 

 しかし、転載することは、公益につながるかと思い、転記させていただく。         なにせ、肺やらリンパやらに転移するのが早いガンなどというのは、放射線由来でなければ有り得ないのだ。
 それがあり得ているという事は、低線量被爆に閾値がないということの証明でもあろう。

 関東東北地方一帯に、初期の段階で放射線は拡がった。
 福島第一原子力発電所では、いまだに高い放射線に晒されている。
 もし、微小ガンでも低分子ガンなら、見守るなどという悠長なことは言っていられない。
 
転移が驚くほど早いと言われているからである。
 関東、東北地方すべての住民に関係する問題であろう。
 秘密保護法が施行される前に、私が知った情報は、共有したいと思い、掲載させていただく。

質問者:turimeizin 
投稿日時:2010/06/22 10:16

妻が甲状腺の低分化癌と言われました。
今日手術します。
たいへんショックを受けています。
この病気の進行は高分化癌より早く未分化癌より遅いといわれていますが、ネットで調べてもよく解りません。
誰かこの病気に詳しい方教えてください。
経緯は
1.3年位前に健康診断で右首にポリープがあることを指摘されその医師は甲状腺に詳しいとかで、心配なさそうといっていたらしい

.H22年5月末、私が病院へ行くついでに労災病院(耳鼻科)へいった。その結果手術を勧められた。注射針で細胞をとったら5段階で3と判定された。

3.H22年6月4日甲状腺を手術で片方とった。もう一方には転移していないということで手術は片方削除。
 手術終了直後家族が呼ばれ、癌の可能性が高いとのこと。PET検査(外部)にいく様に進められる。→6月12日PETを受ける

4.H22年6月17日労災病院にて PETの結果を告げられる

 所見 PETはFDG投与50分後に頭頂部から大腿部までついで頚部をstaticに撮影し、同日に撮影したCTと対比を行いました。
 FDG投与量122.3MBg、血糖値=85mg/dl

PET/CT所見

 
甲状腺右葉切除術後。甲状軟骨~気管の右側に一部結節状の軟部組織像が疑われ、一致してSUVmax=5.39までのFDG集積が認められます。
 術後約1週間であり術後変化への集積と思われます。
ただ集積は結節状であり術所見との対比や、経過観察をお願いします。


 右内深頚領域に径8mm大のリンパ節が認められ、一致してSUVmax=2.59のFDG集積が認められます。集積は軽度で術後の反応性の集積かもしれません。造影studyとの対比と経過観察をお願いします。

 その他に遠隔転移等を示唆する異常集積は認めません。
を踏まえて、労災病院の医師から安全のために再度手術をして異常集積の場所や他に転移した時の為に、アイソトープが出来る様に、もう片方の甲状腺の切除を進められる。
 しかし、本人は手術の影響で異常集積があったかもしれないので、後にしたいと申し出、3ヶ月後のPET検査をした後で残っていたら手術すると決まる。

5.H22年6月18日医師より電話で、早くやったほうが良いと連絡あり21日入院22日手術が決まる。

6.H22年6月21日医師より低分化型と告げられる
 ろほう癌の低分化型ではないかとのこと。普通の乳頭癌や、ろほう癌より稀で生存率も下がるらしいが、未分化癌ではないらしい。
 アイソトープも高分化癌ほど効かないらしい。


taro36
回答日時:2010/06/24
.
 未分化=余命3ヶ月……ということはありません。
 どのような癌でも、治る可能性はあるのです。
 可能性がゼロならば、治療する意味がありません。

 低分化と未分化については、質問者様のおっしゃる通りですが、 学術的には興味深い話であっても、臨床的には、イコールとお考え下さい。
 低分化と未分化と治療方法が異なるなら、それは大きな問題であり、どちらなのか、しっかりと鑑別しなければなりません。
 現実には、治療方法は同じです
 
 
今、質問者様にとって重要なことは、低分化か未分化か、という問題ではなく、治療の選択肢には何があって、どのように組み合わせるのか、それぞれの治療方法には、どんなメリット・デメリットがあるのか という点だと思います

 たぶん、先生との話では出てこないでしょうから、ご参考に……

 ただし、免疫療法とは、夢の治療方法ではありません。
 ネットで検索すると、とてつもなく良い、最先端の治療方法……
のような紹介をしてあるサイトが多数あります。

 しかも、多くが「医院・病院」なので、ついつい信用してしまいますが、現実は甘くはありません。 有効率は、20~30%です。
ですが、この治療方法の最大のメリットは、副作用がほとんどないので、 他の治療方法と併用できる、と言う点です。

 
最大のデメリットは、自由診療なので、治療費がバカ高いということでしょう。 「貧乏人は死ねということですか」と医師が詰め寄られて、返答できなかった……と、言われている治療方法です。

 いずれにしても、治療ははじまったばかりです。
 常に可能性はあります。   後悔のないように、情報を収集してください。

                              
                                  (転載終わり)

 
 
以上、いろいろ分かれにくい専門用語も出て難解だが、未分化ガンと低分化ガンが、臨床的には、イコールと考えよと言っている。
 
転移が早いということへの対応を取らなくてはならないということだろうか。
 この回答者がどういう立場なのか不明なため、全面的に信じていいかどうかという問題は起こるが、この大事なWord低分化について、専門家会議の学者たちが、人の生き死に関する大事な問題なのに、不気味に沈黙を守っているのも、何か気になる。
 

 
こちらの回答者の方が、真実を回答しているように思えるのは、私1人だろうか。(もっとも、この回答は、原発事故以前のものなので、オブラートを着せる必要もないから、さらりと本当のことが言えてしまえたのかもしれない。)

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(あとがき)

☆ブログアップ遅くなりました。

 真実は、余りにもむごく、言葉は重く喉元に刺さったままで、語るべき言葉も見つかりません。

☆東京は、とうとうグーグルマップから消されたそうな…その地図には、東北地方全体も政府管理区域立ち入り禁止地区となっていたのです。
 これは、パロディでも何でもない、コントでもなさそうなのです。
 これが、この国の現実…言葉は飲み込まれたまま、私達は本当に出口を喪失していたことに愕然としました。

☆私達が映画で見てきた世界の終わりは、この日の元の国だったとは…。

 猿の惑星で見た自由の女神の残骸は、
 晴海のタワービルの残骸か?
 その先の東京湾…放射能の波でうねっていた。
 

 てかりながら なまめかしく
 廃墟は東京
 バビロンの女も勝ち目ない
  摩天楼のように高く高く
 地震国日本が誇るタワービル
 揺れを耐えて
 廃墟になるだけ

 偉大なる科学
 滑稽な技術
 子供達の涙を吸い尽くし
 おまえは廃墟に中で
 まだ生きる算段をしようというのか

 門の先に道はなく
 道の先は行き止まり
 無限に汚染された
 放射能の平原が続くだけ
 不毛な砂地のうえを
 翳りの帯が伸びるだけ

 廃墟は東京
 偽りの街
 欺瞞と腐敗に沈む街

☆こうした現実の中で、なお、この国の指導者NO1は、キャバクラに政治資金を落とし、NO2は、本人自ら愛人の店に入り浸り、政治資金から巨額のお金を支払っていたとのことです。

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