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2015年4月

2015年4月27日 (月)

原発事故後の疑問アラカルト(51)伊達市の山奥のシンポジウム・キーワードはリスクコミュニケーション

Image189                              photo 六花
                                 
■池袋区立公園で、1時間あたり最大480μ㏜の放射線

 春も深くなっているのに、まだ冷える。それでも、我が家のまわりの空き地には、ハコベとかノビル、ヨモギなどがすくすく育っている。以前は、私は嬉しく、ノビルやハコベのおひたしを食べていた。しかし、今年は、誰かが除草剤を撒いたので、今年は、この空き地での草は、ちょっと食べるのには、ためらいがある。

 それに、その影響からか、昨年の勢いはなく、すっかり小さくなって元気がない。おおいぬふぐりのあのコバルトブルーの小さな花もあふれるほど咲いていたのに、それもすごく少なくなって、小さなはかなげな花が咲くのみだ。

 自然はそのままにしている方がいい。科学のものは、自然を壊し命を追い詰める。その究極の果てが放射能だ。もう、日本全国に散らばってしまっているらしい。今でも、福島第一周辺では、放射線の数値が突然高くなったりするし、ヨウ素も出ているということで再臨界しているのではないかとウェブ上では騒がれている。しかし、マスコミはそれを報道しない。

 報道されたのは東京都豊島区で4月23日、区立公園「池袋本町電車の見える公園」で、1時間あたり最大480マイクロシーベルトの放射線量が測定されて騒然となったことだ。土の中から、何かかけらのような物が出てきて、それを排除すると、普通の線量に戻ったとのこと…。どうやら、犯人は、その物体のようであったようだ。フクイチ周辺では、高線量が記録されているが、東電も政府も何のコメントもないので原因不明だが、ヨウ素が水道水からも検出されている模様なので、フクイチで地下核臨界が断続的に起こっていることは、もはや、リアリティがある事象なのだろう。それでも、何一つコメントしないマスコミと政府の異様さ。

 すべてが嘘で進行していく。あるいは、嘘が勝手に侵攻していき真実に化ける。今年は、なぜか、国際会議がなされないのは、政府の計画通り、みんな然るべきホロコーストに送り終えたからか…また、福島県民健康調査も堂々と「疫学調査」としての枠をはめ込むことに成功したようだ。

 ところが、人知れず福島県伊達市の山奥で驚愕のシンポジウムが開かれていた。2月3日のことである。それを女性自身が2015年2月19日潜入ルポとして記事を書いている。

 この記事を見たとき、私は山下俊一氏の存在が、ふと頭に浮かんだ。今年は、去年みたいに東京の高輪みたいな目立つホテルでなく、伊達市の山奥で、しかも出金は税金でなく東電から出させている。少なくとも、ローカルな位置付けを演じている。私の環境省への指摘は、案外図星であり、若干、環境省が慌てたと受け取っていいのだろうか。つまり、表面化させたくない問題を含んだ出金であったということになるのだろうか。

■再臨界の土地に生きる術

 昨年2月、東京高輪で山下俊一氏が座長で国際会議が開かれた。招聘した大勢の外国人。さぞや諸費用がかかったことだろう。主催したのはOECD、環境省、県立福島医科大の三者。ある意味、みんな公的資金で賄われている組織だ。そこに「もはや、公的役職を持たない山下氏がなぜ座長なのか。なぜ、あんな大勢の外国人の諸費用を、山下氏が、どんな権利で国民の税金を使えるのか。大体何のために、こんなことをするのか。」と環境省福島県民健康調査参事官室のY氏に尋ねた。

 Y氏は言った。「諸費用は三者で分担し、外国人については、山下氏の人脈で連れてきてくれた。内容については、ビデオ公開します。」しかし、今だにそれが公開されているのか分からない、しかし、この国際会議の意図は、分っている。要するに、低線量被爆に害がないことを、何とか招聘した大勢の外人によって宣伝させることが狙いだったのだろう。

 今になって振り替えってみると、再臨界のための備えだったという見方もできる。ちなみに、今回の山奥で行った会議は、「死ぬ前に何でも食べていいから…」というニュアンスも含んでいるのかもしれない。 現に、放射能だらけのイノシシ肉やきのこ類を、食べてもいいよと言っているのだから…。まるで、過去の漫画や映画で見た光景そのものではないか。

「何でも食べていいよ。その方がぽっくり死ねる。」
「好きなことをしなさい! 死期は近いんだから…」
ある日、突然死がやって来る!
死神は数珠玉のように大挙してやってくる!
こんなに毎日忙しい!

怒りたい時は怒り
泣きたい時は泣き
いいたいことがあったら言いなさい!
食べたいものがあるのなら食べなさい!

でも、これは福島エートス
そして、臨界の側で生きる術
そして、やはり一億総玉砕の方法論
それとも?
皆で死ねば怖くない?

いつでも集団で死ぬのが好きな人々
いつでも集団で殺すのが好きな国家
同じことが繰り返される
飽きることなく…何度も
 
そう…この国は
集団で死ぬのが好き
死まで依存して
もたれて倒れる

ネコは1人死ぬ
象も死ぬのはひとりだけ
ヤモリもカマキリもバッタも同じ

■伊達市シンポジウム…キーワードはリスクコミュニケーション

東電支援の福島「伊達市山奥シンポジウム」を女性自身がルポした。一部転載させていただく。
(略)

 「雪がちらつく午後7時過ぎ。取材班の車は、凍結した山道を急いでいた。市街地から約20分。ぼんやりとした薄明かりの中に、木造校舎が浮かび上がる。ここが会場の、廃校を再利用した「りょうぜん里山がっこう」だ。 

 ミシミシときしむ廊下を通って教室に入ると、地元の人と思しき年配の男性を中心に30人くらいが集まっていた。教室の前には、このために来日したというポーランド国立原子研究センターの物理学者・ドブジンスキ氏と同時通訳者が並んで座っている。小さなシンポジウムに、いくらお金をかけているのか。

 制限値100Bq“地域メディエーター”を名乗る前出の半谷輝己氏が、会の冒頭に趣旨を説明する。「食品の出荷制限の影響で、本来食べられるはずだった山のきのこや、川魚、イノシシなどが食べられない状態が続いています。お年寄りの中には『息子夫婦から、そんなもの食べるなと言われるから、気兼ねして食べられない』とか、『死んでもいいから食べたい』という意見が私に届いています。 

 食文化を守る意味でも、出荷制限値は厳守しつつ、これだったら地元の人は食べていいですよ、という摂取制限の目安を設けたらどうかということを、みなさんで話し合っていただきたい」 

 福島第一原子力発電所の事故後、政府は一般食品中に含まれる放射性物質の規制値を1kgあたり100Bqまでと定め、それを超えるものについては出荷制限をかけている。加えて、野生のイノシシやきのこなど、極端に規制値を上回る食品が検出された地域には、自分でとって食べることも控えるようにと県知事あてに、摂取制限の通達も出している。 

 ところがこの会では、高濃度汚染食品でも、地元の人間なら食べていいことにしたいよう。「山や川の幸を食べたい」という地元民の気持ちをくんでいるように見えるが、リスクを福島県民に押しつけているだけではないか。

  その後、次々と「専門家」が登場。いかに汚染食品が「安全」かを訴えはじめた。 「1kgあたり2、400Bqのイノハナ(山のきのこ)が10g入ったご飯を1合食べた場合、損失余命は7秒。一方で、自動車を10㎞運転する場合に、事故死する確率から計算した損失余命は21秒。イノハナご飯を食べるより、自動車を運転するほうが3倍程度リスクが高いんです。こういう事実を考えることが、合理的な行動に結びつきます」

  こう述べたのは、ビデオ出演した福井県立大学経済学部教授の岡敏弘氏。「損失余命”とは聞き慣れない言葉だが、人間の寿命が特定のリスクに遭遇することで、短くなる平均寿命のことだ。ちなみに、野生きのこの摂取制限が出ている南相馬市の測定結果を見ると、原町区で採れたイノハナから1万4、140Bq/kgという超高濃度の放射性セシウムが検出されている(平成26(平成26年9月時点)。 

「損失余命が理解できたという方は青、わからないという方は赤を上げ!」 半谷氏が参加者に問いかける。参加者には事前に赤と青のカードが配られており、そのつど、カードを上げさせて理解度を測るようだ。参加者は、ほとんどの方が戸惑いながらも青のカード(理解できた)を上げた。

  さらに、冒頭で登場した越智小枝氏が「放射能が怖くてきのこや山菜を食べなくなったという方がおられますが、野菜やきのこを食べない、これらは全部健康リスクにつながります」と、たたみかける。

  放射能安全派の弁はさらに続く。同じくビデオ出演の東京慈恵会医科大学教授で小児科医である浦島充佳氏は、「チェルノブイリ原発事故によって増えたのは子供の甲状腺がん。しかも、亡くなった方はほとんどいません。白血病は増えませんでした」 と、キッパリ。さらに、「食品に含まれている放射性セシウムが、子供のがんを引き起こすかというと、それはどうかと思う」とセシウムのリスクを否定。

 大人なら1、000Bq/kg、子供でも100Bq/kgくらいなら与えても大丈夫食べたいものも食べられずストレスを抱えているほうが、子供たちの情緒的な発達に影響します。家族で同じものを食べて、夕食には笑いが起こるような時間を過ごしてほしい」笑みを浮かべながらこう語ったのだ。そこまでして、汚染されたきのこやイノシシを子供に食べさせたいのか。正直、背筋がゾッとした。

  浦島氏の「大人1、000Bq/kg」とは、食品の国際規格をつくるコーデックスという国際政府間組織が設けた基準を参考にしたもの。子供はその10分の1ならいいだろうというのが浦島氏の持論だ。しかし、原発事故で健康被害が増えたベラルーシなどは、乳幼児向けの食品規制値を37Bq/kgに設定している。 

 記者は後日、3万人のがん患者を治療してきた北海道がんセンター名誉院長・西尾正道氏に意見を聞いた。「まきストーブに外側からあたるのが外部被ばくだとすると、燃える“まき”を小さくして口から飲み込んだ状態が内部被ばく。炭が体内にとどまると、周りの組織がベータ線(セシウムなど)で集中的に被ばくし、がん細胞に変わる可能性がある。口から放射性物質を取り込むのは、それくらいリスクが高いので取り込まないほうがいいんです」

  さらに、チェルノブイリなどの医療現場を何度も視察している、さがみ生協病院内科部長で島根大学臨床教授の牛山元美医師にも聞いた。 「チェルノブイリ原発事故の後、ウクライナでは統計的有意に小児白血病が増えました(右ページ表参照)。ベラルーシの医師は、『放射性ヨウ素がほぼ消えた時期に生まれ育っている世代にも甲状腺がんが事故前より多く出ている』と話しています。 

 つまり、半減期が放射線ヨウ素より長い放射線セシウムが原因の可能性もあります。因果関係が明確に解明されていなくても、地域の汚染状態と病気の増加は関係しており、現地の医師は、被ばくの影響だと主張していました。臨床医なら、こうした声に耳を傾け、子供の健康リスクを減らす努力をすべきでは」と、浦島氏らを批判した。

  食べる楽しみや、郷土の食文化を失ってしまった地元民の悲しみや憤りは察してあまりある。しかし、その気持ちにつけこんで、わざわざ海外から学者を呼んできてまで、子供に汚染食品を食べるように仕向ける意図は何なのか。 

■食べて心配な人は、自分で被ばく量を測ればいい

  後日、半谷氏に、シンポジウムの真意を問うたが、「地域のお年寄りからの要望が強かったから」との回答を繰り返すばかりだった。福島の母親たちは、こうした動きをどう見ているのか。

 「イノハナご飯を食べたら7秒寿命が縮まる? 問題のすり替えをしてごまかさないで! 人間の体は機械じゃないんです。どう寿命が縮まって、どう死に至るんですか。いったい人の命をなんだと思っているんでしょうか」(伊達市在住・岡崎瑛子さん・仮名)

「栄養が偏らないように必死に産地を選び、調理法まで工夫している親の苦労がわかりますか? こんなシンポジウムにお金を使うなら、子供に健康被害がでないように対策を立てろと思います」(いわき市在住・遠藤千香さん・仮名)
 

「きのこや山菜を食べないのは健康リスクにつながる」と、話していた越智氏にも、母親のコメントを伝え、「それでも子供に食べさせる必要がありますか?」と尋ねた。「私の持論としては、まだ食文化の確立していない子供に、必ずしも山菜や(野生の)きのこ、イノシシを食べさせる必要はないと思う。」 と越智氏。あのシンポジウムの発言はなんだったのか

  シンポジウムの終盤。再び半谷氏が聴衆に質問した。「放射性物質の摂取制限なんてものは取り下げて、自由に食べさせて。心配な人はホールボディカウンターで測って管理すればいい、こう思う人は青!」
 
医師らの安全神話を聞いた参加者たちは、全員一致で賛成の青のカードを上げた。 「おっ、これ、できるとは思わなかった」と半谷氏は笑う。会として「きのこなどの摂取制限を取り下げてほしい」という要望書を、内閣府の食品安全委員会に提出するそうだ。 

  国は福島県の「放射線被ばくによる健康不安対策事業費」として、平成27年度に7億8千100万円を計上した。前年度の4千400万円から比べると、15倍以上の増額だ。その中には、住民に対して放射線の安全性を説明する “リスクコミュニケーション”の費用も含まれている。
 
  このシンポジウムのホームページには、「参加する専門家の渡航費・交通費は、東京電力が福島復興およびリスクコミュニケーションの一環として負担しています」と書かれている。かつて国や自治体、東電が一体となって原発安全論をふりまいていたように、今度は放射能安全神話を刷り込もうとしているのか。
 

  原子力賠償の弁護をしている井戸謙一弁護士は言う。「内部被ばくや低線量被ばくに危険がないという社会的認識を広めることは東電だけでなく、原発を推進する勢力にとって好都合。シンポジウムにお金を出しているのは東電でも、背後には原発でお金もうけしたい勢力の意向が働いている可能性もあります」 

  東電にも真意を聞いたが、「東電の原子力安全改革を監視する原子力改革監視委員会の副委員長バーバラ・ジャッジ氏の意向によるものだ」と答えるにとどまった。今後も、安全神話をふりまく会が開催されるのろうか。そんなお金があったら、除染や避難せざるをえない人の補償に回すべきではないのか。 

  21時を過ぎてようやくシンポジウムが終わり、司会の半谷氏がこう呼びかける。 「みなさん、イノハナご飯を別室に用意しているんで、食べて帰ってくださいね!」本誌取材班は闇に包まれた山道を、急いで帰路についた。

http://jisin.jp/serial/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E3%82%B9%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%84/social/11485
 
 私は、この「リスクコミュニケーション」がキーワードだと思う。これは、一種「福島エートス」であろう。逃れられない、逃がさない…その断崖絶壁の上で「怖くないよ。気持ちの問題だから…」とだましながら、麻薬でも打つように仮想空間に泳がせる。オーム心理教がやったようなことを国家が施す。

 除染なんかしても無駄。再臨界している土地にどうやったら住むのか。今、国がしていることは、崖淵に立った人に、手榴弾をようなものを手渡しているようなものだ。その原因を作った一部の人間は、一切責任はとらず、「仕方ないだろ。想定以上の天災だった…」と地震のせいにする。

「いずれにしたって、死ぬんだから、いいじゃないか。好きなものを食べ、幸せに死になさい。」それが、リスクコミュニケーション。
「幻想のなかで幸せであればいい。どうせ、あなた方は、現実の重さに耐えられやしないのだから…。所詮、人生なんて夢の夢。何にも実在しないまま消え落ちる…恐怖の絶頂なんて、見ないほうがいい。知らないほうがいい。」とささやく声! 

だから秘密法を作った…
とどこおりなく
再臨界にパニくらないように
滞りなく整然と殺せるように
粛々と苦しませず殺す
これこそ、国家の愛
絶壁で生きるには
幻想の幸福に逃げ込むしかないのさ

最後に
この国の民がみんな死に
皆既日食のようなただれた静寂が
たちこめた大地に立っているのは
モーニング姿のプリテンダー
そして、言う
「リスクコミュニケーションはよかったよ。
これで、みんな、幸せに死ねた」と…

リスクコミュニケーションは手榴弾
リスクコミュニケーションは麻薬
仕方ない
それがこの国の伝統
死ぬ時は みんな一緒さ!
みんなで死ねば怖くない
なにせ鎮魂がこの国の特技だから
永遠に…

***************************************************************
(あとがき)

☆ブログやっとアップしました。何だか、すべての状況が動いていて早すぎて、混乱しています。まるで、滝つぼに落ちていく小船みたい。滝つぼは近いのでしょうね。空は晴れていても、すっきり晴れ渡ることはなく、淀んで黄色くみえます。これは中国の黄砂のせいなのでしょうか


☆果たして、リーダーは滝つぼが待っていることを知っているのでしょうか。

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2015年4月 1日 (水)

原発事故後の疑問アラカルト(50) 詩 夢の出来事

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■夢の出来事 

目の前で、新聞のゴシック文字が踊っていた
「山下俊一先生が、以下のことを決定した」
内容はよく分からない
所詮
内容なんてどうでもいいのだ
内容は空疎

嘘ばかり並べて
意味ありげに書いただけの記事なのだ
読めた文字
山下先生は 日本学術会議第二部幹事である
山下先生は 首相官邸原子力災害対策専門家グループの一員
山下先生は 放影研の科学諮問委員共同主査である
山下先生は 日本甲状腺学会の理事長である
山下先生は 長崎大学副学長である
山下先生は 現在放射線被爆の「長期疫学調査」を実施中

「この実験によって、やんごとなきガン治療薬を創るのだから、国民は、みんな山下先生の言うことを聞き、これに従うように……。これは、国家の命令である。」

その後、私は、新幹線のような列車に乗っていた
乗客は、誰も乗っていない
ベージュ色の明るい車両の中で
諜報活動が公然と行われていた
目の鋭い男二人が
何やら秘密めいたことを話している
妙な光景に
私は二人の男に視線を移すと
男たちは慌てた様子で声を落とした
 

そこで、目が覚めた

それは、夢であった
しかし…と私は考える
麻生財務大臣が言ったように
ナチは静かに近づき
事態は 突然変わるのだ
クリミヤ半島にロシアが侵攻したように…
既に、ウクライナが、分裂する危機をはらんでいる
これを 誰が予想しただろうか。
火種がはじける時 いつも人の血が流れる

一人人間がいれば、対立はひとつ生ずる
二人いれば、二つ生ずる。
対立の火種は、様々な事象から勃発するが
多くは不平等が下敷になっている
持つ者と持たない者…マルクスの論理
しかし、厄介なことに
人間の対立はそれ以外に溢れるほどある

精神的なことでも
肉体的なことでも
対立の火種とマグマは
その人間すら気付かない所に眠っている
人の因業…
そのどうしようもない有様は
歴史が示してきたではないか
その解決策なんか残念ながらどこにもない
あるとすれば
みんなが諦めることだ

それぞれの分で何かを諦めること
例えば
所有を諦めること
自分のものなんてどこにもないことを悟ること
自由すら錯覚であるということを悟ること
なぜなら
人は死から逃れられない。
本当は自由という実態すらないことが
いづれ分かるだろう

みんな
一つひとつの我欲の肉体の中に押し込まれている
そのことすら、自覚がない
もし本当に自由になれる時があったら
多分死ぬ瞬間だ

それまで
さ迷いながら仮想空間を生きるだけ
あるいは
生きたような振りをしていくだけ

この詩は、2013年に書いている。本当に夢に見た光景。それから、また、2年…想像していたより、もっと禍々しいことが、現実化している。

■甲状腺被曝、高精度で推計 原発事故とがん、解明に活用

 朝日新聞3月23日の新聞に興味深い話題が掲載されていた。引用させていただく。

  電力福島第一原発事故で、詳しい実態がわかっていない甲状腺への内部被曝について、国際医療福祉大学などの研究チームが、より精度の高い推計を始めた。福島県で見つかっている子どもの甲状腺がんは、今のままでは被曝の影響かどうか特定するのは難しいとされており、この推計を解明に役立てたいとしている。

 

  被曝には体外の放射性物質から受ける外部被曝と、体内に入った放射性物質による内部被曝がある。放射性ヨウ素は体内に入ると甲状腺に集まって内部被曝を起こし、がんの原因になる。半減期が約8日と短く、実測データがほとんどない。県内各地の土壌の線量などからの推計はあるが、正確さに欠けると指摘されている。

 

  研究チームは、事故後約1週間に福島県立医科大や県内の避難所で外部被曝の簡易検査をした際の計約4万2500人分の記録に目を付けた。簡易検査では放射性物質の種類はわからず、それまで活用されていなかった。           (引用終わり)

 2015年3月30日「ずくなしの冷や水」さんの投稿で、こんなツイットを見つけた。

やどやのむすめ Lv49 ‏@BiancaWhitake2 氏の2015/3/24のツイート
@YuriHiranuma @simanekomama @uchida_kawasaki 国際医療福祉大学教授の鈴木元さんって、個人の被曝情報を無料でクレクレする人間です。個人が依頼し、支払いも個人で行う尿の放射線検査結果(検査会社は鶴岡市の理研)を、無料でクレと言う書面を郵送

  国際医療福祉大学教授鈴木元という教授、環境省の専門家会議の委員だった人だ。H12年ーH23年原子力安全委員会緊急事態応急対策調査員、履歴にも、H24年ー原子力規制委員会緊急応急対策調査員をしていた。

  確かこの人は、原発事故の時、ヨウ素剤の判断を指示したとか言われた人だと思う。H12年ーH23年と11年も原子力安全委員会の緊急対応委員をしていた。11年も同じ人が原子力安全委員になっているって、これ正常なことなのだろうか。しかも、原発事故後は、原子力規制庁の委員になっている。もう三年になっている。現在進行形になっているので、今でも規制委員会の委員なのだろう。何と、鈴木元氏という人は、国の原子力関係の委員を14年もやっている。

 あんな悲惨な事故があり、何の役にもたたなかった原子力安全委員会は解散させられ、それでも、委員長の斑目氏は、辞任もせずダラダラと続けていた。翌年、民主党環境大臣だった細野氏が、原子力規制庁を立ち上げ人選を田中委員長を選任した。鈴木氏は、その原子力規制庁の緊急事態応急対策調査員の椅子に、ちゃっかり座っている。

 ヨウ素剤を飲ませるかどうか判断する役割があったらしい。鈴木氏は、その指示はしたらしい。しかし、混乱の結果か、同氏も確認を取らなかったとかで、子供達にヨウ素剤を飲ますことができなかった張本人ではないか。

 その当人が、また、原子力規制庁の緊急事態応急対策調査員という役割を与えられている。原発事故の緊急対策に成功しなかったにもかかわらず、また平然と同じ椅子に座っている。
 何? この人選…子供達は、ヨウ素剤も飲まされなかったため、今、甲状腺ガンで苦しんでいるのではないか。

 こんな人しかいないのか。それとも、そうやって政府の委員をやっているメリットは、それほど大きいのか? 
 専門分野は、放射線病理、免疫、放射線疫学とある。担当科目は疫学調査研究計画…支払いも個人で行う尿の放射線検査結果(検査会社は鶴岡市の理研)を無料でクレと言う書面を郵送」と告発している方の情報は真実っ ぽい。

 環境省の専門家会議でも、小児甲状腺検査結果について、疫学的には異常だと危惧し、対策を講じるべきだと訴えた岡大の津田教授に対して反論していた人だ。長瀧氏や丹羽氏と一緒になって…。
 鈴木元氏は、14年も政府の諮問委員をやっている完全な原子力御用専門家。ICRP主委員会の丹羽太貫氏といい勝負だ。鈴木元氏の履歴は、以下のようだ。

鈴木 元(すずき げん)氏
医療福祉経営専攻 医療福祉国際協力学分野 所属キャンパス: 大田原キャンパス
(略歴)
S50年東大・医学部医学科卒、S57年医博(東大)、S57年ーS59年米国NIH(免疫学)、S60年ーH11年放医研・障害臨床部、H12年ーH17年放影研・臨床研究部長、主席研究員、H17年ーH21年国立保健医療科学院・生活環境部長、H21年より国福大クリニック教授、H22年より大学院併任、付加的任用:H14年より広島大学客員教授、H19年ーH25年東大・医・非常勤講師、H25年より東京医療保健大大学院非常勤講師、H12年ーH23年原子力安全委員会緊急事態応急対策調査員、H24年ー原子力規制委員会緊急事態応急対策委員

■「疫学調査」をしたがる訳は放射線の影響があるゆえ

 「疫学調査」をしたがっているのは、山下俊一氏だけではなかった。山下氏は、「おしっこをくれ」なんて言わなくても、何万というデーターが取れるのだ。福島県民健康調査は、4年経って堂々と「疫学調査」にすることに成功した。

 そういえば、今年は、山下俊一氏は、ご自慢の国際会議はしなかったようだ。もうそんなことする必要がなくなったからか、あるいは、私が昨年環境省に、なんで何の役職にない人が、税金を使用するのか、外人を招聘して多額のお金を使って、誰がその費用を持つのか?と疑問を呈した。情報開示すると脅かしたので、今年は止めたのかもしれない。
 
 いずれにしても、みんな山下氏の思惑通り、堂々と「疫学調査」に収まった。そして、原発の作業員の調査は「放影研」がすることになった。これも、予定調和なのだろう。これは、日米共同研究するに違いない。あるいは、すべて米国への貢物となるのかもしれない。

■2012年白血病は100ミリ㏜以下でなると報告

【ワシントン=共同】チェルノブイリ原発事故の除染などに関わって低線量の放射線を浴びた作業員約11万人を20年間にわたって追跡調査した結果、血液がんの一種である白血病の発症リスクが高まることを確かめたと、米国立がん研究所や米カリフォルニア大サンフランシスコ校の研究チームが米専門誌に8日発表した。

 実際の発症者の多くは進行が緩やかな慢性リンパ性白血病だったが、中には急性白血病の人もいた。調査対象者の被曝線量は積算で100ミリシーベルト未満の人がほとんど。高い放射線量で急性白血病のリスクが高まることは知られていたが、低線量による影響が無視できないことを示した形だ。
 

 チームは1986年に起きたチェルノブイリ事故で作業した約11万人の健康状態を2006年まで追跡調査。被曝線量は積算で200ミリシーベルト未満の人が9割で、大半は100ミリシーベルトに達していなかった。 

 137人が白血病になり、うち79人が慢性リンパ性白血病だった。統計的手法で遺伝などほかの発症要因を除外した結果、チームは白血病の発症は16%が被曝による影響と考えられると結論付けた。 

 これまでに広島や長崎に投下された原爆の被爆者の追跡研究でも、低線量被曝による健康影響が報告されており、線量が低ければ健康影響は無視できるとの主張を否定する結果。チームはコンピューター断層撮影装置(CT)など、医療機器による被曝影響を評価するのにも今回の研究が役立つとしている。(引用終り)

■国道6号線富岡町新夜ノ森地内平均値の30倍3.647μSv/h

  真実を探すブログでは、先月30日、全国の放射能モニタリングポストで、福島県の値が急上昇していると報告していた。線量の急上昇が発生したのは、福島原発がある福島県東部。国道6号線富岡町新夜ノ森地内は、過去30日間の平均値の30倍0.127μSv/h⇒3.647μSv/h)に跳ね上がったそうだ。

☆ホワイトフードさんの全国リアルタイム放射線量地図より引用させていただく。

URL http://www.whitefood.co.jp/map.php20150331142550sa@pdo1111.jpg

国道6号線富岡町新夜ノ森地内
空間線量
・現在: 3.647 μSv/h
・平均: 0.127 μSv/h

富岡町 富岡
空間線量
・現在: 3 μSv/h
・平均: 0.46 μSv/h

楢葉町 繁岡
空間線量
・現在:36.3 μSv/h      
・平均: 0.311 μSv/h

木戸ダム局
空間線量
2,3SSv/h

久之浜 
空間線量2,8Sv/h

泉沢局
空間線量1.7Sv/h

久の浜って、いわき市の海岸。断続的にデブリが暴れまわるとすれば、ここも安全圏とはいえない。

*******************************************************

(あとがき)

☆ブログアップしました。大部更新が遅れていました。間があいてしまって、申し訳ありません。

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