2017年1月 7日 (土)

詩:虫たちに乾杯!

Image1266_2

虫たちに乾杯!

虫たちは お父さんを知らない
虫たちは お母さんも知らない  

ひとりぼっちで生きて 

地面にねむる



葉っぱにピョンピョコ キリギリス

花にひらひら モンシロチョウ
さおの先に止まっているのはオニヤンマ

お日様にいだかれて 

風といっしょに生きている




虫たちは不平なんて言わない

虫たちは比べっこだってしない

草のかげで  

それぞれに

ひと夏生きて 

自然に帰ってく

木の枝で歌っているのは
セミの歌ひめ
糸つむぎの名人クモたろう
土のなかでは
ニョロニョロ長いミミズくん
コロコロ丸い玉虫ぼうや
いつも土をきれいにしてる!



夜 林のなか
月の光が満ちるころ

木々のみつを吸いにくる
カブト虫やクワガタくん

さあさ!
横ずなたちのせいぞろい


お父さんを知らなくても

お母さんも知らなくても 

虫たちは

今日も力いっぱい生きている




森のなか

林のなか

時の流れのなかで 

うつむきもせず 

気おいもせずもくもくと   

そんな風に……

たんたんと…… 

いっしょうけんめい歩いてる

ちの方が 

かしこいのかもしれないね 

比べっこばかりする人間よりも……

かんぱいしようよ!

虫たちに!


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

☆本年もよろしくお願いいたします。

☆今年こそ、余計なことを語らなくて済む世の中であってほしいものです。

☆そう願いながら、私達がまだ幸せだった夢を編んでみました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2016年1月 3日 (日)

短歌・もっと声近づきたまえ胸の紅(ひ)へ

Image110800


   しばしとて息をひそめて呼ぶ気配(もの)は

        魂の翼に降る鈴の音か




    もっと声ちかづきたまへ胸の緋(ひ)へ

       枯野裂き切る鬼火のごとく



       あえて聞け待つもの声ぞ今

      その夜明けから昇る白き陽光(ひ)



****************************************************************

     
昨年は、ブログ読んでいただいて有難うございました。
    
本年も、よろしくお願いいたします。

 

 

| | コメント (0) | トラックバック (0)